こんにちは!ティナです。
BESSでカントリーログを建てる予定です。
今月末には着工できそうとのことで、今からドキドキしてます(^^)
【BESSで家を建てる】カントリーログ・カラマスに決めました!さて、こんな私も数年前までは、
家なんてほしくない…。
という考えの持ち主でした。
できることなら一生賃貸でいいと思っていたのです。
Contents
田舎の人間関係に馴染めなかった幼少期
「家なんてほしくない!」
私のその思いは強固でした。
数年前から親に繰り返し言われ続けていたんです。
「そろそろ自分たちの家を考えたほうがいいんじゃない?」
って。
しかし、そのたびに、
まだその時期じゃないよ。
と突っぱねていました。
なぜ私は頑なに「持ち家」を拒み続けたのか??
原因は幼少期までさかのぼります。
私が生まれ育ったのは、小さな小さな山間の町でした。
固定した人間関係しかなく、外から人が転入してくるようなことが起きると、町中に情報が行き渡るような閉ざされた世界。
近所付き合いというものもかなり濃密です。
そんな中で気持ちの行き違いが起きると、もう当人だけの問題じゃなくなってくるんですよね。
地区の人間を巻き込んで「あの人はやっぱり変わり者だ」「昔からああいうところがある」と悪口陰口の嵐。
身近な大人たちがあからさまにそういう態度を取っていると、子供心にも、
「あそこのおばさんは本当にだらしないんだな」
「あのおじさんはいつもずるいことばかりしてるんだな」
という目でしか見れなくなってくるのです。
しかし、そういう人に限って私たち子供には優しかったりするから、頭の中はつねにクエスチョンマークでした。
心理学で言う認知バイアスというやつですね。
確かではない情報や、自分にとって都合のよい面だけを信じ、「この人はこういう人」と決めつけてしまう思考のかたより。
子供の生育環境としてはちょっと…って感じ。
開放的で温かみのある田舎ももちろんあるでしょうが、私の生まれ育った田舎は、お互いがお互いを監視し合っているような閉ざされた社会でした。
そしてなによりも固定観念でがんじがらめにされ、持っている世界観があまりにも狭い…。
そう思わされたのが、隣家の住人の「境界線」への異常なこだわり。
私の家は隣家から少し後ろにずれた位置にありました。
そのため、隣家の横に家へと通じる道が延びている形になります。
隣人が言うには、車で侵入してくるときにタイヤが自分の土地にはみ出しているのだそうです。
そしてさらにこう抗議してきます。
「前も1回言ったはずだがね」
そして隣人はいつの日か、車輪が入り込んでいるという場所にコンクリートブロックを置くようになりました。
しかし、子供の頃の私に言わせれば、
「自分もうちの通路を渡って作業場に行ってるよね…」
そうなんです(^^;)
隣人の農作業場が私の家の真ん前にあるので、隣人がそこに行く場合は我が家の通路を横切るしかありません。
しかし隣人には、自分も「不法侵入」しているという認識がすっぽり抜け落ちているのです。
このことに関して、私の家族はなにも抗議しませんでした。
もう昔からのことなのであきらめていたのでしょう。
こういう煩わしい出来事を幼少期から何度も見て育つと、
イヤなことがあっても、そこから逃げることができないのはちょっと恐怖…。
という考えになってきてしまうのですね…。
こんな感じで、幼少期の私の周りには「偏見」「見栄」「嫉妬」「憎悪」というあからさまな感情が渦巻いていたように思います。
こういうことはなにも村社会に限ったことではないのでしょうが、今のように簡単に情報が手に入る時代ではなかったですからね。
憶測や噂が一人歩きして、もとの形とはかけ離れた得体の知れないものに成り果てて、人々の感情を大きく揺さぶっていたように感じます。
結婚をしてこの小さな世界から解放されたとき、私は賃貸の気楽さにすっかり魅せられました。
だって、素敵な町を見つけたらいつだって移動することができるんですから。
一つの場所にとどまって、何かに我慢し続けるようなことをする必要はないんですから。
持ち家 VS 賃貸
しかし、これも夫の立場に立つと、また見方が変わってくるんですよね(^^;)
私とは対照的に、夫は比較的大きな町で育っており、親の仕事の関係で引っ越しを何度も経験しています。
長年アパート暮らしをしていたので、騒音問題(自分が迷惑をかけやしないか)には敏感だし、自分1人の部屋も持てなかったので憧れも強いです。
多くの出会いと別れも経験してきたことでしょう。
こういう幼少期を過ごしてきたこともあり、夫は「安定」[安住」を欲しているのだと思います。
家を建てるにあたっては、意見の食い違いから何度も口論になりました。
「楽しいはずのマイホーム計画」喧嘩が絶えず離婚問題に発展?!しかし、様々な苦境を乗り越え、今は自分たちの家が完成することを心待ちにできるようになりました。
マイホームを持つことのデメリットはもちろんあるかもしれない。
それによって意味も無く怯えている私がいることも確か。
しかし、私が経験したような封鎖的社会は、もう30数年前の幻(まぼろし)。
そういうことを抜きにすれば、持ち家であることのメリットはあまりあるほどです。
- 騒音を気にしなくていい
- 自分だけのプライベートスペースを持てる
- ペットを飼える
- 壁に穴を開けても大丈夫(取り付け棚etc.…)
子供がある程度大きくなると、騒音問題にはかなり気を遣います。
子供に「騒ぐな」と言ってもそれはほぼ不可能に近く、過去には隣人に壁を叩かれた経験もあります。
そうなると私や夫のストレスは半端なく、叱られてばかりの子供たちのストレスもいや増して…。
私の親が「そろそろマイホームを持て」と言ったのは、私のメンタルや子供たちのことを考えてのことだったみたい。
なので、このタイミングでマイホームを手に入れる選択をしたことは、私たちにとっては良いことだったのだと思います。
マイホームをうらやましいと思いはじめたら
コロナの影響でステイホームが世の中のベーシックになってくると、持ち家であることのメリットはよりいっそう際立ってくるでしょう。
しかし、家を持つということは一世一代の大きな買い物。
我が家のように、
「家を建てよう!」=「展示場に行こう!」
だと、展示場のきらびやかさに冷静さを失ってしまい、「こんなはずじゃなかった」ということにもなりかねません。
俺は最初からBESSで建てるって決めてたからいいのさ!!
う、うん。そうね…。
マイホームを意識し始めたら、「まずは展示場!」ではなく、資料請求をするのが得策です(^^)
(株)セレスの『持ち家計画』なら、複数のハウスメーカーや工務店の資料を一括で請求することができますよ!
- 家がほしいけれどどこのHMが良いのか分からない人
- 短時間で家の情報を集めたい人
- 自分の住んでいる場所のHMの情報を知りたい人
総合住宅展示場や住宅完成見学会は、ある程度マイホームへの意識が高まった頃に行くことをおすすめします。
じゃないと、営業さんの圧がすごすぎて、
「まだ当分先の計画なのに今すぐ建てなきゃいけない気分になってきた…」
という予期せぬ自体に見舞われるかもしれません。
「将来のために勉強したい」と言ったら、「もう少し勉強してから来て下さい」と言われた経験があるわ…。
そういう点でも、資料の一括請求は自分のペースでマイホームの勉強ができるのでかなり気楽。
- 同じ坪数での価格の比較ができる
- 無料定期点検などのアフターサービスの充実度合いが分かる
- 各ハウスメーカーや工務店のこだわりを比較できる
資料でじっくり検討して、建てたいハウスメーカーや工務店が見付かったら、そのあとは相談や展示場の見学に進めばいいので、段階を踏むという点では理想的な流れですね。
家造りを意識しだしたら、まずは資料請求から始めてみて下さいね(^^)
★「持ち家計画」のより詳しい記事はこちら!