たいていの人は、マイホームがほしいと思いはじめたら、まずは近くの住宅展示場を訪問するのではないでしょうか?
賃貸暮らしをしていると、ほぼ毎日のようにハウスメーカーのイベントチラシがポスティングされますからね。
ピザ屋のチラシ以外全部ハウスメーカーだったことも…。
子どもが楽しみそうな動物とのふれあいや、お菓子つかみ大会があるとなったら、軽い気持ちで「行ってみよう!」となるのもうなずけます。
しかし、本格的に家づくりを始めたいと思っているのなら、住宅展示場は最終確認として利用するのが懸命です。
- 正しい家づくりの手順
- 資料請求の重要性
- 信頼出来るハウスメーカーの選び方
Contents
住宅展示場に行くのは2番目でOK
結論を先に言ってしまうと、住宅展示場に行くのは家づくり行程の2番目です。
まず最初にすべきは資料の請求。
これはなぜかというと、住宅展示場特有のきらびやかさに判断力が鈍ってしまう可能性があるからです。
住宅展示場には、心理学でいうところのカラーバス効果が活用されており、私たちの意識が自然と誘導されているシーンがたくさんあります。
特定の事柄を意識すると、それに関連する情報が目に付きやすくなる心理効果。たとえば、ラッキーカラーが「青」と言われたら、身近にある青色がやたら目に飛び込んでくる。
住宅展示場でたとえるなら、こんな文言がカラーバス効果を狙っていると言えるでしょう。
- 男の隠れ家が持てる
- 自然に家族が集まる家
- ペットも快適に暮らせる空間
男の隠れ家を意識した途端、旦那さんがそういう家ばかりチョイスするようになったらツライかも…。
中には等身大のモデルハウスを展示しているところもありますが、総合住宅展示場のような場所は、大半がそのハウスメーカーの最上級の建物です。
「こんな素敵な建物が建てられたら人生バラ色!」
と思ってもらうのが目的ですから、設備もインテリアも「これでもか!」というくらい上質なもので揃えています。
実際に建てることになったら1ランクも2ランクも下のモデルしか選べなかったというのはよくある話です。
忍者屋敷のようなモデルハウスを見たこともあったなぁ。
ちょっとでも「素敵」「このハウスメーカーいいなぁ」という意思表示をしてしまうと、営業さんがかなり積極的に攻めてきます。
我が家も意図せず、住所などの個人情報を書き込んでしまった経験があります。
よかったら最新の資料をお送りしますよ。
優しい声で遠慮がちにこう言われてしまうと、「いえ、結構です」とも言えなくなるんですよね…。
その後、このハウスメーカーからは営業電話が何度かあり、資料も2、3度送られてきました。
あまりにもしつこかったため、電話がかかってきた際に夫が終止符を打ちました。
転勤になってしまったのでマイホーム計画がなくなりました!
それ以来連絡は来なくなったのでよかったのですが、これでは、ゆっくりじっくり考えたいと思っても後ろから尻を叩かれているようで終始落ち着きませんよね。
このことから言えること。
「住宅展示場はある程度建てたいハウスメーカーが絞り込めてから、確認の意味で訪問すべし」
可愛い動物やお菓子は確かに魅力的だけどね…。
まずはカタログ集めからはじめてみる
住宅展示場が2番目なら、1番目はなに?
答えは、
気になったハウスメーカーや工務店のカタログ集め
です。
便利なことに、今はそれぞれの住宅メーカーに直接問い合わせなくても、一括で資料請求できるサイトがあります。
- 入力フォームに1回入力するだけで希望数社のカタログをゲットできる
- 大手だけじゃなく地元に根付いた住宅メーカーを見つけることができる
- それぞれのハウスメーカー、工務店の最新資料が手に入る
- 自分たちのこだわり部分を明確にすることができる
- 価格やアフターサービスの充実度合いなどを比較できる
- 自分のペースでじっくりと検討することができる
居住地近辺のハウスメーカーや工務店を自力で探すのは、かなり骨の折れる作業です。
さらに、各社ごとにカタログ請求の申し込み…となると手間と時間がかかりすぎますよね。
資料一括請求サイトを使えば一作業で簡単に完了してしまいます。
おすすめの資料一括請求サイトは「持ち家計画」です。
有名なハウスメーカーから地域に根ざした工務店まで、約100社の中から選択することができます。
以下は資料請求できるハウスメーカーの例。
スウェーデンハウス
三井ホーム
住友不動産の注文住宅
アイダ設計
ユニバーサルホーム
積水ハウス
セキスイハイム
無垢スタイル建築設計
soramado saitama
3rd.cafe LIVING STYLE
ビルドアート
ヘリテージホーム
etc.…
おしゃれな家ばかり!
利用の流れはとても簡単。
記入された住所に1週間ほどで資料が届く。
じっくりと検討する。
気になったハウスメーカーに申し込みをすると、2~3営業日で担当者から連絡がくる。ここで日時や場所の調整をする。必要が無い場合はチェックしないでOK。
担当者とじっくり話し合い、満足のいく家づくりをすすめていく。
入力フォームで家づくりのこだわりを選択できるので、ある程度ふるい分けをすることができます。
よく分からないときは「まとめてチェック」にチェックを入れておきましょう。
基本情報 (建築希望エリア、建築予算etc.…)を入力すると、おすすめのハウスメーカーを抽出してくれます。
会社の概要や、近くの店舗情報も出るのは親切ね。
相談、見学を申し込みたいのであれば、該当会社の「相談・見学」にチェックを入れておきましょう。
どこもピンと来なかったという場合は、申し込みをする必要はありません。
口コミによると資料請求後に営業電話が来ることもあるようですが、特に興味が湧かなかったのであれば、丁重にお断りして構いません。
万が一しつこい勧誘にあってしまったとしても、視点を変えれば、早い段階から営業マンの本質を見ることができたということにもなります。
どんなに有名で、どんなに間取りや設備が優れていても、自分たちの利益ばかりで顧客に寄り添えない施工業者では、家づくりが苦痛でしかなくなります。
しつこく食い下がってくるような業者は、しょせんその程度だと思って、
「関わり合いにならずに済んだ」
と早々に選択肢からはずせばいいだけです。
大半は「見学に来ませんか?」くらいのフワッとしたお誘いみたい(^^;)
住宅展示場の営業マンはモーションかけまくりだったもんな…。
「持ち家計画」の公式サイトで家づくりの基本を学ぼう
「持ち家計画」の公式サイトには、家づくりの基本が分かるガイド記事が豊富に掲載されています。
たとえば、
ビルドインガレージ
憧れがあっても、実際に住んでみないことにはその善し悪しを知ることはできません。
たとえば、
注文住宅のコストダウン
家づくりビギナーに分かることなんてたかが知れてますよね。削っていい部分、削っては後悔する部分すらも分かりません。
たとえば、
住宅ローン
ローン審査の流れ、審査に落ちた場合の対処法、選ぶべき金利。おそらく一生に1度の大きな借金です。銀行に言われるに任せて進行してしまうと、余計に払いすぎてしまうリスクもあります。
最初は分からないことだらけの家づくりの基礎知識が、持ち家計画のガイド記事を読むことで、だいたいはカバーできてしまいます。
隙間時間に読める内容なので、絶対に読んでおいて損はないです!
まとめ
家づくりの入り口を間違えてしまうと、「こんなはずでは…」という後悔を一生背負ってしまうことになります。
住宅展示場は誘惑だらけ。
モデルハウスの雰囲気に呑まれて契約した結果、当初の予算を軽々とオーバーしてしまったという人を身近で知っています。
人はどうしても視覚イメージに左右されがち。
各ハウスメーカーはそれを知っているからこそ、「最上級」をあなたに見せているのです。
家づくりは「駆け引き」だと私は思っています。
だからこそ、対等に渡り合うために「知識」をふんだんにためこんで、自分たちの理想を「形」にしていきましょう。
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非公開: 【もらわなきゃ損】タウンライフでハウスメーカーと契約すると必ずお祝い金〇〇万円がもらえる!家づくり初心者がハウスメーカーや銀行と対等に渡り合うために必要なものは何だと思いますか?
「勉強でしょ?」
そうですね。勉強、いいと思います。しかし、知識を持つことは家づくりの基本でしかありません。
最も重要なことは、良き助言者を持つことです。私たちは住宅ローンにも詳しいファイナンシャルプランナー(FP)さんにお世話になり、理想的な住宅ローンを組むことができました。
こちらの知識不足を補完してくれ、危ういところで何度も救いの手を差しのべてくれたFPさん。
未だにお世話になりっぱなしです(^^;)
これから家づくりをはじめる人は、ぜひ外にブレインを持ってみてください。
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