こんにちは、ティナです。
BESSでカントリーログ・カラマスを建てることになりました。
【BESSで家を建てる】カントリーログ・カラマスに決めました!昨年末に「家が欲しいね」となってから、実に5ヶ月。
ようやくここまでこぎ着けたな~という感じです。
とはいえ、何もかもが順調にいったわけではありません。
「マイホーム計画」夫婦間での認識の違い
2019年11月の某週末。
唐突に夫がこう言い出しました。
BESSの展示場見てこない?
え?うん…いいけど。
それまでにも、将来のマイホームイメージを養うために、何度か総合住宅展示場を訪れたことがありました。
しかし、それはあくまでも「将来」のためであって、「近い未来」の話ではなかったのです。
なので、私はこの誘いもあくまで「将来のマイホーム学習のため」という軽い認識でした。
この人、昔からBESSで家建てたいって言ってたもんな。
次はBESS仙台を見てこようよ!最新のモデルが見れるって。
一番最初に訪問したBESSログウエイで、
「仙台のモデルは新しい」
という情報を得、考えるよりも先に体が動いてしまうタイプの夫は、もう行く気満々。
う…うん。行ってみようか。
出会った当初から猪突猛進型だったので、この行動力は私の中では「いつものこと」でした。
じっくりと考えてから行動に移す、もしくはじっくりと考えた末行動につながらないということが多い私としては、常にハラハラドキドキの連続。
しかし、この両極端な感じ、なかなかにバランスが取れていて悪くはありません。
「猪突猛進型夫の暴走」→「超絶慎重型妻が手綱を握る」
「超絶慎重型妻の停滞」→「猪突猛進型夫が尻を叩く」
これで私も猪突猛進型だったら、おそらく何度か人生のレールを踏み外していたんじゃないかと思います。
とはいえ…。
まさか、夫の「BESS仙台行こうぜ!」が真剣にマイホーム造りを考えてのことだとは思いもしませんでした。
だからこそ私は、
「程々の家」かぁ~。確かに重厚感があって素敵だね。
「程々の家」を建てるのが夢だという夫に対し、実に中身のない言葉を吐いていたのです。
しかし、夫の反応はいつもと違い、
もう時間も限られているしな!
「はい??・・・」
ここでようやく夫の中に、意外と現実的なマイホーム計画があることに気付きました。
とはいえ、これは私の中では許容できない問題。
だって、マイホームって…。かなり大きな買い物じゃない!
貯金だってないし、食費や教育費でいっぱいいっぱいだし…っていうかむしろマイナスだし、絶対に時期尚早!
そんなものを「時間が限られている」というよく分からない理由で実行しようとしているんですよ…。
もう、ここからはひたすら現実逃避の日々です。
そんな私の不穏な態度に気付いてか、私を洗脳するかのようにちょっとずつちょっとずつ神髄に近付けるような会話を繰り出す夫。
しかし、私だってここで甘い顔を見せるわけにはいかないんです。
BESSの家を見学してきました。失敗しない家造りを目指してマイホームが原因で夫婦喧嘩が絶えなくなる
一度欲しいとなったら前しか見えなくなってしまう夫。
欲しいとなっても絶対に後悔したくないという理由で、リスク面にばかり目がいってしまう私。
夫には説得力があり、言っていることは理路整然としていて納得できるものです。
- ローンの返済期間を考えたら年齢的にギリギリのところ
- 来年の転勤で一カ所に落ち着けるのに、マイホーム計画の間に賃貸を挟む必要はあるのか?
確かに今ローンを組まないと、完済時期が80代とかになってしまいそう。
次の勤務地で一ヵ所に落ち着けるのに、間に賃貸を挟む理由は確かにない。
しかし、これは計画的に貯蓄できている人が言っていることなら納得できるんですよね。
- 計画性がなさすぎる
- 貯蓄がない
私としては何もかもが突飛。
夫の言いたいことは分かるけど、きっとその言葉を吐くのは今じゃないんだ。
私の感覚で間違いなければ、この会話は一年前にすべきだったはず。
であれば、今頃マイホーム取得に向けてちょっとずつ貯蓄を増やしていって、
「私たち頑張ったね。こんなに貯まったよ!」
とお互いの努力を称えあっていたことでしょう。
とはいえ、我が家の夫、目を剥くくらい過酷勤務を強いられていますから、この土地に転勤してきてから息継ぐヒマもなかったことは確か。
私も日々の生活を成立させるので精一杯で、先のことを考える余裕もありませんでした。
納得できないまま、なんとなくマイホーム計画が進行していきました。
ふと我に返ったときに、
「いつの間にこんな本格的な話になったの?!」
となって、得体の知れない不安感がドッと押し寄せてくることもありました。
ついこないだまで、BESSのログウェイを夢見心地で歩いていたというのに。
スタートの段階でお互いが違う方向を向いているから、どうでもいいことで衝突が起きてしまうのよね。
夫: 絶対に程々の家がいい!
私: でも薪ストーブがオプションになるから、どうしても程々の家にこだわるなら、予算的にも薪ストーブは諦めないとね。
夫: なにをバカなことを。薪ストーブのない程々の家は程々の家にあらず!
私: 夢ばかり見てるんじゃないよ!もう少し現実に目を向けなきゃ!
またあるときは、電気を付けっぱなし、シャワーを出しっぱなしという節約のせの字もない生活態度にお互いにギクシャクしたり。
リスク面ばかり気になってしまう私がネガティブ発言全快になり、夫の堪忍袋の緒が切れたり。
それとは逆に楽観的なことばかり言っている夫に、私のつもり積もった不安が爆発したり…。
マイホーム計画が持ち上がった前半は、常時不穏な空気が漂い、お互いに何度「家なんてやめよう」「離婚したほうが楽かもね」となったか知れません。
しかし、こういう消耗戦を続けていると、どこかで気付きも訪れるんですよね。
「ローンを組むのは夫なんだから、不安がないわけないんだよね。私、もう少しこの人のこと信用しないといけないな」
「俺の意見ばかりで、ティナの要望をちゃんと聞いてなかったかも。もう少し優しくしないと…」(想像)
今現在もちょっとした衝突は起きますが、前半のようなひどい口論はなくなりました。
「お互いにお互いを尊重する」ということができるようになってきたからだと思います。
誰だって頭ごなしに否定されたら「なにを!」となりますものね。
どれだけ私に思いやりが芽生えたか、下の例をご覧下さい(^^;)
「なに言ってんの?どこにそんなお金あるの?」
↓
「うん…。確かに良いと思う。けれど、こういうときはどうなるかな?そこの不安が解消されるなら取り入れるのもアリだよね。まあ、まだ時間があるからじっくり考えてみよう」
成長してる~。
俺たち、困難に立ち向かってちょっとだけ絆を深めたな。
さいごに
夢の「程々の家」から「Gログ」検討、最終的に「カントリーログ」を建てることに決まり、私たちの「家」は少しずつ形になりつつあります。
大きな買い物、一生を過ごしていく住処ということもあって、お互いに妥協できない部分はどうしても出てきてしまいます。
しかし、カントリーログのカタログにもこう書いてあるじゃない!
「とらわれず、されど、こだわる」
「手ごわいから、愛しがいがある」
「あなたがそっちだろうと、わたしはこっちです」
ちょっと何を言っているのか一瞬分かりませんが、何度も心の中で繰り返していると、「ほうほう…」とうなずけてくるとても深い言葉たちですよね。
ようするに、いいものを手に入れたいのなら、とことん話し合えってことですよね!(多分…)
本当かな…。
あなたがそっちだろうと、私はこっちなのよ!
手ごわいなぁ。愛しがいがあるなぁ。
ということで、これからも夫婦共々試行錯誤しながら良いカントリーログを作っていきたいと思います!
長々とお付き合いくださり、ありがとうございます。
では次の記事で!