こんにちは、ティナです!
先日こちらの本(↓↓↓)を読んでいたのですが、ちょっと驚くようなことが書かれていました。


「ハムスターにも人の風邪やインフルエンザがうつる!?」
「ハムスター愛好家の間では常識」と書いているブログもあったのですが、皆さん当たり前のこととして知っているのでしょうか?

知らなかったのって私だけ??
ちょっと気になったので、調べてみました。
「ハムスターにもインフルエンザがうつる」の賛否両論
体調の優れないハムちゃんを動物病院に連れて行って、

人間のインフルエンザがうつったのでしょうか?
と尋ねたところ、

風邪がうつることはあっても、インフルエンザはうつらない

うつることがあったとしても、きわめてまれなケース。症例はほとんどない。
と言われたという方のブログを拝見しました。
専門家にはっきりこう言われると安心してしまいますが、まるっきり反対の見解を持っている獣医師さんや研究論文もあり、どちらが真実なのか分からなくなってしまいます。
知恵袋などを見ると、
- ハムスターはそもそも病気を隠す生き物
- 亡くなる寸前まで元気である場合があるので、死因が分からないケースが多い
というようなことが書かれています。
たとえインフルエンザを発症していたとしても、人間のように症状を訴えたり、表情で示したりできるわけではありませんからね…。
そう考えると、今回私が読んだ専門書や、研究論文、「ヒトインフルエンザがハムスターにもうつるというのは常識」と言い切っている獣医師さんの言い分が本当のところなのでしょうか?
ちなみに研究論文はこちら↓↓
(研究代表者は野田岳志さんと、東京大学医科学研究所)
実際に研究費の助成を受けて行われた研究のようなので、素人に疑う余地はありませんね。
ハムスターの病気についての専門書も、出版物として誰でも手にすることが可能な書店に並んでいるわけですから、信憑性のないことを書くはずがない…ってことで、結論。
「ハムスターにも人間のインフルエンザはうつる」
しかし、ハムスターは病気を隠しがち。
だから、
「気が付いたときには症状が重くなっていることがある」
では、私たち飼い主にできることはなにか?
とりあえず、人間の風邪が「うつる」ということは確実。
インフルエンザも高確率でうつる可能性がある。
そして、我らが愛ハムちゃんたちは、飼い主に具合が悪いことを悟られまいとする。
なら、できることはただ1つ。
「過剰なスキンシップはつつしもう」
可愛いからね…。
食べたくなっちゃうくらい可愛いからね…。
お顔に載せたり吸っちゃったりする人の気持ちも分かる。
もう体の一部にしたいくらい愛くるしいもの。
でも、ハムちゃんの健康を思ったら、ガマンガマン。

我が家のマロは別名「噛み付きマロ」だから、触りたくても触れない涙

えへっ
ハムスターに人の病気をうつさないために

最後に、人間の病気をハムスターにうつさないために注意することをまとめてみたいと思います。
- 手を洗ってからエサをあげる
- 風邪やインフルエンザのときは近付かないようにする
- 過剰なスキンシップを避ける
手洗いをしっかりする、もしくはナイロン製手袋や計量スプーンでエサを取り分ける、というような対策を取っていれば、ウイルスや細菌がエサを介してハムちゃんの体内に入るということも防げるのではないかと思います。
それから、風邪やインフルエンザに罹患してしまったときは、なるべくお世話は家族に任せるようにし、近付かないようにすることが懸命ですね。
他に任せられる人がいない場合は、マスクと手洗いを徹底し、お世話は最小限にとどめるようにするしかありません。

ハムスターは具合が悪くても悪いとは言えないからね…。飼い主がしっかりと管理してあげなきゃ。
ハムちゃんの体調不良で心配なときにこういう本があるとすごく心強い!
↓↓
私たち自身が免疫力を高めて強い体をキープすることも大切ですね!!