こんにちは!ティナです。
ツイッターのフォロワーさんが使っているのを見て欲しくなったこちらのハムスターハウス。
到着予定日を過ぎてもなかなか届かず心配していると、あるときこんなメールが。
お世話になっております。今商品は日本税関に滞在中です。最近、小包が大変多くなって、また日本税関が厳しいです。時間がより長い可能だと分かります。
お客様はお急ぎですなら、こちらがすぐ返金処理することはできます。ご迷惑をかけて、申し訳ございません。
よろしくご了承下さいますようお願い申し上げます。
おぼつかない日本語の文章を見る限り、外国からの発送のようなので、気長に待つしかないなぁと思っていました。
しかし、状況が一変。そうも言ってられない状況になってしまったのです。
Contents
先代ハムスターが使っていたケージにお引っ越し
以前飼っていたジャンガリアンハムスターのケージを、実家の倉庫にしまっていたことを突如思い出した私。
母親に聞いてみたら「あった!」ということだったので、さっそく送ってもらいました。
10年以上も前のケージなのにまだちゃんとしてる♡それに広い!
ケージ自体は3階建て(3階部分はロフト)で大きめサイズなので、大きく成長したマロものびのびと出来るんじゃないかと思いました。
しかし…。
ここどこ!?ねえ、ここどこ!?あたし、おうちに帰りたい。もとのお家に帰りたい!
繊細な性格のマロはいつまでも落ち着かず、あっちに行ったりこっちに行ったりケージをかじったり、階段じゃないところからボテッと落下したり…。
慣れるまでは時間がかかりそうね…。
慣れたらぜったい先代ハムの小屋のほうが居心地が良いと思ったので、2、3日は様子を見ることにしました。
しかし、ここで問題発生!
寝床であるハム用巣箱が、ゴールデンハムスターのマロには小さすぎました。
おそらく中で方向転換をしたのでしょう。
その瞬間にベッド型の巣箱のお布団部分がパカッと外れ…。
いくらハムスターが狭い場所が好きだといっても、これはちょっと無理かな…ということで、その日は急遽、急ごしらえのクッキー缶の中で寝てもらいました。
これも、ベストな位置を見つけるまでに時間がかかり、ずーっと中でガサゴソガサゴソ少しも落ち着かず。
寝てくれたのは一晩だけで、翌日はウッドチップの上に小さく丸まって寝ていました。
なにこの可哀想な感じ…。
お家に帰りたい。おう…ち…に…。
もう、いつ届くか分からないハムスターハウスを待っているわけにもいかなくなり、
よし!私がハウス作ってあげる!!
マロのストレスを考えたら一刻の猶予もない!そう思って100均の布とワイヤーでチクチク久しぶりのお裁縫してみました!
100均の材料でハムスター用ハウスが簡単に作れる
準備したものはこちら。
実際に使ったものとは違うのですが、100均のダイソーで購入したフリース生地の端布です。
これ本当に100円でいいの?ってくらい手触りが良くてハムスターの巣を作るのには最適。
一応、立体的にしないと中に入りようがないので、ワイヤーも入り口のところに通すことにしました。
作り方はとても簡単。
巾着袋を作る行程とほぼ一緒です。
- 布を長方形に切る(ハムスターの体の大きさに合わせる)
- 両辺を合わせて縫う(輪っかにする)
- ワイヤー通し口を作ってワイヤーを通す
- 好みのハウス幅をイメージし、輪っかになった布の中程にワイヤーを縫い付ける
- ワイヤーを通した入り口の対極を糸で縫い縮める
そして完成したのがこちら。
ワイヤーを通した入り口と中程を立体的にすれば、ハムスターも簡単に中に入ることができます。
あっという間に完成しました!
手作りハムスターハウスは受け入れてもらえるか!?
さっそくマロのケージに入れてみました。
ドキドキする~!
ジャンガリアンハムスター用で顔が飛び出してしまっていたベッド型の巣箱から、屋根のないクッキー缶へ、挙げ句の果ては床材のウッドチップの上で体を丸めて寝ていたマロ。
これならきっと気に入ってくれるはず。
しかし…。
またよく分からないものが侵入してきた!
マロちゃん、ものすごい攻撃を仕掛けてきました。
噛み付いては放り投げ、乱暴に引きずり回し、最終的にポイっ…。
ちょっとブロークンハートだわ…。
顔の近くに持っていくとなんとか入ってくれましたが、中ではものすごい動き!
おそらく噛み付いて引っ張ったり、前足で引っ掻いたりしていたものと思われます。
戸惑っているんだよね。うん、分かる分かる。
徐々にでいいから、ここで眠れるように頑張ろうね…なんて思っていましたが、ちょっと埒が明かない感じだったので、強硬手段を使いました。
なっ!何するのよ。ちょっと!
マロの匂いの染みついた巣材を手作りハウスに詰め、さらにマロも入れてしまう!
そうしたら意外や意外、すぐ出てくると思ったのに、そのままガサゴソやりながら、いつしか静かになりました。
ふぅ~。
やっと寝てくれたみたい。
マロちゃん素直じゃないなぁ~笑
このときの喜びはツイッターでもつぶやいています。
実家から持ってきた先代ハムの小屋、マロには小さかったみたいで早々と破壊。
— ティナ (@cafemaro_sosena) December 16, 2019
昨晩は急場しのぎでクッキー缶の中で寝てもらったけど、天井がないため落ち着かなかったみたい😣
という事で、手作り小屋をプレゼント💕
巣材詰め込んでまったく出てこないよ…😂
気に入ってもらえて良かった🤭 pic.twitter.com/xEw0mOSFdi
手作りハムスターハウス…うち捨てられる
ああ、良かった。これで新しいケージにも慣れてくれれば一件落着!…と思っていたのですが、そうは問屋が卸さなかった(汗)
ずっとこもって出てこなかったので、てっきり気に入ってくれたとばかり思っていました。
しかし翌日…。
昨晩…。
— ティナ (@cafemaro_sosena) December 17, 2019
マロちゃん古巣に戻って参りました😂
引っ越し先の広いおうちは肌に合わなかったみたい。
せっかく作ったフリースの寝床も突如拒絶😭ウッドチップの上に無造作に体を投げ出して寝ている姿を見たら、これは限界だな~と。
みてください。この安心しきった表情😅
狭くてもここが我が家なのね😂 pic.twitter.com/1o6T2lV0Zu
そうなんです。
なにが気に入らなかったのか、突如として手作りハウスに近づかなくなってしまいました。
ハウスの中には自分の匂いの染み込んだ巣材もあるし、フリース生地だからポカポカ暖かいし、ちゃんと立体も保っているから無駄な圧迫感はないし、なにも不足はないはず。
意味が分からないわ。もうお手上げ。
きっとマロにしか分からない事情があったのだと思います。
それを計り知ることは人間である私には到底無理。
これ以上はストレスがかかりすぎて良くないと判断し、小さい頃から慣れ親しんだ古巣に戻すことにしました。
今ではすっかり安心しきって、日中はグッスリと寝、夜活動する規則正しい生活を取り戻しました。
わぁ~い!あたしのおうち。おうちに戻って来れた!
わぁ~い、わぁ~い!!
なんというか…。
飼い主はハムスターが可愛いからなんでもしてやりたくなるんですよね。
豪華で広いケージ、おいしいおやつ、栄養価に優れたエサ…。
でも、ハムスターが求めているものは案外そういうことじゃなくて、昨日と同じ安心安全な今日が変わりなく来るという、非常にシンプルなことだったりするのかもしれません。
今回のことは色々と学びになったな。