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BESSの家を見学してきました。失敗しない家造りを目指して

マイホーム

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こんにちは、ティナです!

我が家は転勤族。

長年根無し草的な生活をしてきましたが、次の夫の転勤でようやく1つ所に落ち着けそうです。

そんなわけで!

我が家も、そろそろマイホームを視野に入れた活動を始めることに。

まだまだ予算のこととか土地の問題とか何一つ決まっておらず、唯一決まっているのは「BESSの家」で建てたい!という願望のみ。

まだ家造りの初歩の初歩。

なにも進んでいない状態ですが、記録としてこのブログを1から書き記していこうと思います。

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ティナ

同じく「BESSの家」で建てたいと思っている人たちの参考になれば嬉しいです。

【BESSの家】仙台展示場を見学してきた!

ベス仙台
他県なのでちょっとした旅行でした(汗)

まず始めに、BESSの家は「展示場」とは言わず「LOGWAY(ログウェイ)」と言うのだそうです。

ログウェイとは「ログへの道」「未来への暮らしの道」という意味。

建物を比較検討する「展示の場」ではなく、

人を主役に、暮らしを思い描く「体験の場」でありたい。

何社ものハウスメーカーの家が建ち並ぶ、

住宅展示場に出展することなく、

BESSの家だけがある単独の場を

つくることにこだわったのも、そんな考えからです。

BESS公式ホームページより

ほかの展示場とはひと味もふた味も違った異色な感じのハウスメーカーですが、なんといっても驚いたのが、建物の見学の際、ベスの人が一切あとを付いてこないということ。

「どうぞご自由に見学してみてね」

というかなり太っ腹な計らいで、どんなに長時間いても迷惑がられないし、なんなら常時焚かれているらしき焚き火でマシュマロを焼いて食べ放題。

薪割りも自分たちで体験してごらん。

ほら、ウッディな遊具も沢山あるよ。

奇妙な動物の置物もあるし、どうだい記念に写真1枚撮っていきなよ!みたいなかなりフランクな場所でした。

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ティナ

人見知りで緊張しやすい私でもかなりリラックスした見学ができました。子供たちも大喜び!

BESS仙台のカントリーログ

以前関東地方のログウェイを見学した際、一番最新のモデルが見れるのは「仙台」という情報をもらいました。

それで夫が仕事休みの日曜日に家族で仙台ログウェイに出かけたのですが、他県なのでちょっとした小旅行気分でした。

私たちが最初に見学したのは、

『カントリーログ~不常識人~』

不常識人
外装色は5つのカラーバリエーションを用意している

緑色の外装が「ちょっと派手??」な感じがしましたが、外装色は5パターン用意されていて、ホームページで見た限りではアンティークオークが落ち着いた色合いでイイ感じ。

エバーグリーンやカントリーライトグレーもおしゃれですが、一歩間違えると一般住宅というより「カフェ」や「パン屋さん」のような装いで、近隣住民の期待を裏切ってしまうかもしれませんね。

全部見学し終えた時点で私が一番気に入ったログが、この「カントリーログ」でした。

カントリーログの特徴

カントリーログの特徴は、何と言っても開放感

玄関ドアを開けると、すぐに開けた空間と漆黒の薪ストーブが飛び込んできました。

暖炉

ファンヒーターのような乾いた暖かさではなく、薪ストーブの暖はちょっと重みのあるじんわりとした暖かさとでも言うのでしょうか。

他の方のブログなどを読むと、「乾燥がひどい」という意見もあったのでちょっと敬遠していたのですが、実際に体験してみると、なかなかの癒やし。

ただ、ちょっと気になったのが背後の大きな窓ですね。

お隣さんに、家の中覗かれ放題ではありませんか(^^;)

ここはオープンでなくてもよかったかな。

そしてもう一つの特徴が、

靴をはいたまま入れる土間

薪ストーブはこの土間の部分に置いてあって、スペースもとても広いです。

靴を履いたままソファに腰掛けて、コーヒーを飲みながらゆっくりとした時の流れを感じる…みたいなことをしたい人にはぴったりの夢空間です。

土間
薪ストーブと反対側の壁には作業場のような棚が設置されている

そして、この味のある土間の向こうにはリビングとキッチンがあります。

リビングキッチン
対面キッチンじゃない分、スペースも広い

玄関を入るとこのように生活空間が丸見えなので、主婦としてはちょっとプレッシャーな作りとなっていますが、キッチン収納は多いので生活感を隠すことはなんとかできそう。

ちなみに、このカントリーログは2018年モデルの「カラマス」。

カントリーログ

2019年定番モデルだと薪ストーブ標準装備で、

税込24,695,000円!!!

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ティナ

ヒエェエェエェ……。

結構なお値段ですね…。

ちなみに『カラマス』とは英語で、

「荒れ地に生える多年草(ショウブ)」

という意味だそうです。

1階部分は薪ストーブのある土間とリビング、キッチンの他にもう一室あります。

寝室

イメージは夫婦の寝室でしょうか。ベッドが2つ並んでいます。

バス、トイレはこんな感じ。

バス
ハーフユニットバス
洗面台
良くも悪くもコンパクト
トイレ
シンプルでちょっと狭い

バス、脱衣所、トイレともにとてもコンパクトな印象を受けました。

見学をしていると、パッと見た印象の良さについつい浮かれがちですが、実際にここで生活をしていくということを考えると、こういう見えない部分こそストレスなく過ごせるような設計がいいな~と思ってしまいます。

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ティナ

高身長の夫は、バスルームの狭さが特に気になったみたい。

カントリーログの2階は夢空間?!

続いては2階。

開放感満載の階段を上っていきます。

階段
子供の頃はこの手の階段が怖かった

登り切るとすぐ横に薪ストーブの煙突と天窓があります。

煙突と天窓
憧れの天窓

興奮した長女が「なにこれ~?」と危うくタッチしそうになってヒヤヒヤしました。

見学現在、季節は冬です。

この日も薪ストーブには火が入っていて屋内は温まっていました。

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ティナ

子供の手の届く距離に煙突…というのはちょっと不安要素かも。

補足

煙突は性能と安全性の高い二重煙突になっているので、触れてやけどをするということはないそうです。

登り切るとそこは11畳の広さの贅沢なロフトスペース。

ロフトスペース

ソファを置いて第二のリビングとして使えるそうです。

ただ、子供が小さいうちはここにソファを設置してしまうと、立ち上がって階段に身を乗り出したりと大変危険です。

こういう面も実際に生活をしていくようになると、使い勝手という点で不便に感じるようになるんでしょうかね…。

個人的には一番好きなスペースなんですけどね。

ちなみにこのロフトスペースには、ドーマーが付けられているので、三角屋根の傾斜による狭さもなく、広々空間を実現出来ています

1階ログ壁の上に突き出した出窓で、採光、広い居住空間を設けることができる。

勉強スペース
ドーマーをつけることで広々とした空間が確保できる

趣味の場所にしたり、子供たちの学習空間にしたり、なんだか楽しそうなスペースです。

2階にはこのロフト以外に二部屋あります。

子供部屋1
ドーマー付きなのでこちらの部屋は天井が高い
子供部屋2
一方、こちらの部屋は三角屋根の特徴満載

モデルハウスの場合、インテリアもオシャレで生活感のあるものが一切置かれていないのでなんとなく雰囲気が良く感じられます。

ただ、実際に住んでみたら…。

斜め天井
おそらく、シロクマと同じ寝方をしたら頭をぶつけてしまう
白い三角壁

あれ、本棚を置くスペースがないぞ、タンスはどこに置こう…みたいな問題は出てきそうですね。

ただ、天窓は素敵♡

カントリーログのデメリット

階段下収納
ここにパンやサツマイモを置いておけば暖炉で焼けるのかな

ここまでは、カントリーログの良い面を見てきましたが、マイホームの購入は一生に一度の大きな買い物です。

絶対に後悔とか失敗とかしたくない!

ということで、カントリーログのデメリットにもしっかりと目を向けていきたいと思います。

まずはログハウスの基礎知識を知る

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ティナ

現実にもしっかりと目を向けないとね。

ベスからもらったパンフレットによると…

ログハウスでは、竣工後1~2年は、乾燥による木材の収縮と丸太の自重により、ログ壁が沈み込むセトリング現象(建物全体で約3~5㎝)が起こります。BESSではセトリングに対応した設計・施工を行い、引き渡し後の定期点検の際に現場での調整を実施しています。

BESSパンフレットより

ログ壁が沈み込む?!

響きがちょっと怖いんですが…。

でも、これも竣工後1~2年の話。

しかも、ログの特徴の1つなので、ちゃんとBESS側でも対応&メンテナンスをしてくれるようです。

メンテナンス
画像:BESSパンフレット

定期点検があるというのはありがたいですね。

ログハウスは手をかけることで愛着が湧く?

ウッドデッキ
デッキ部分が広いのが特徴

セトリング現象もそうですが、木の家は手間がかかるというのが前提のようです。

まず、デッキは1年に1回は塗装したほうがよいということ。

DIYが趣味という家族ならイベント感覚でみんなで塗装し終えたあとに、庭でバーベキューというのも楽しそうですが、そういう趣味がないと1から勉強していかないといけませんね。

さらに、木材には木材腐朽菌というものがいるらしく、この繁殖を阻止するためには水分対策が大変重要になってくるそうです。

1年に1回は、雨水などが溜まりやすい木材の接触部やひび割れに防腐対策をしなければいけません。

ただ、これは専用スプレーを吹きかけるだけでよいようなので、たいした手間ではありませんね。

そして、特に私が「大変かな~」と感じたのが、外壁の再塗装。

日の当たる部分は日陰部分に比べても紫外線による表面劣化が目立ってきます。

ログハウスを長持ちさせるためには定期的に再塗装する必要があるようです。

2階部分などは足場を組まないとおそらく無理だと思うので、必然的に業者さんにお願いしなくてはいけないかもしれません。

そうなると費用ってどうなるんだろう…という主婦にとっては頭の痛くなるような問題も出てきますね。

とはいえ、BESSには新開発塗料「セミオペーク」というものがあるらしく、これによって再塗装の頻度は少なくなるそうです。

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ティナ

若いうちはいいけど、年をとったらメンテナンスとか億劫にならないかな…。

薪ストーブを安全に使うためにメンテナンスは必須

薪ストーブは「暖か~い」「癒やされる~」という軽はずみな気持ちだけで購入してしまうと、いざ使い始めてから「こんなはずじゃなかった…」ということも起こるかもしれません。

何と言っても、安全に使うためにはメンテナンスが必要。

薪ストーブを安全に使うために
  • ドアガラスのスス汚れは専用クリーナーで拭き取る
  • 灰受けに溜まった灰はこまめに捨てる
  • 煙突のスス払いをする
  • 薪は1年以上乾燥させてから使う

ドアガラスや灰受けの掃除ならまだ難易度は低いですが、煙突のスス払いっていったいどうやればいいのだろう…。

しかも、薪は1年以上乾燥させてから使わないと、ススの量が多くなって煙突掃除が大変になるばかりか、暖房性能が落ちたり、タールに着火して火災の原因になったりするそうです。

煙突掃除に関してはまったく想像が付かないのですが、個人でやるとなったら屋根に上る必要があるのでしょうか?

年を取ったら多分自力では無理。

ということは業者さんに頼まなければならない…ってわけで、ここでも主婦を悩ますお金問題。

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ティナ

薪ストーブ、素敵だけどちょっとレベル高すぎるかも。

BESSのカントリーログはあり?なし?

2階ロフト
半吹き抜けがおしゃれ

田舎暮らしや、半自給自足の生活、DIYが趣味という家庭ならきっと、

「ログハウスを育てて味を出していく」

ということが楽しみの1つになるはずです。

だって、家族総出で家のお手入れってなんか楽しそうですもんね。

ただ、我が家のようにまだまだ子供の教育費などでお金がかかる家族にとっては、ログは難易度が高いのかな~と思います。

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ティナ

BESSの家では一番印象が良かったのだけど、金銭的にもメンテナンスの面でもちょっと無理があるかも。

あとは夫がどう思うかです。

今のところ、

「家を育てていくというのがログの醍醐味じゃん!」

「冬は暖炉でシチューを煮込もうぜ!」

と目をキラキラさせているので、まだ「建てたいお家」の選択肢には入っている模様。

私も誰かが無料でメンテナンスしてくれるっていうんなら、このお家がいいんだけどなぁ…。

でも、そんな夢みたいな話はないわけで。

ちゃんと現実に目を向けて、地に足を付けて慎重にやっていかなければ!

というわけで、次回はBESSの「程々の家」の感想を書いていきたいと思います。

長くなってしまいましたが、お付き合いくださってありがとうございます。

では!

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