こんにちは、ティナです。
前回から始まった「BESSの家」モデルルーム見学体験記。
今回は第2回目となります。
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さて、前回はBESSのモデルルームが他の住宅展示場とはひと味もふた味も違うというところから始まり、おしゃれなログハウス「カントリーログ」の特徴や感じたことを写真付きで見ていく…というところまででした。
第2回目となる今回は、私たち夫婦が
「BESSの家でマイホームを建てたい!」
と思うきっかけを作ってくれたお家、「程々の家」を見学してみての感想を書いていきたいと思います。
「程々の家」は落ち着いた大人の装いって感じ!
Contents
倭様「程々の家」八風に潜入!
BESSの「程々の家」がいいなぁ~と思って調べると、思ったより種類が多いことに戸惑ってしまう方もいるかと思います。
安心してください。
私もまだよく分かっていません。
とりあえず、ここで紹介するBESS仙台のモデルルームが「倭様」の「八風」だということだけ頭に入れておいてくださいね!
「程々の家」の種類については最後のほうで詳しくまとめるので、まずは「八風」をさっそく見学見学~!!(テンション↑↑↑)
「程々の家」の特徴の1つは、何と言ってもその色。
他のBESSの家とは趣がガラッと変わり、落ち着いた雰囲気を漂わせています。
外観も屋内も色はこんな感じに統一されています。
私のように少々メンタル弱めな人間だと、「落ち着きすぎて落ち込む」現象が心配ですが、そんな不安をもらしたら、夫が、
「年を取ったらこういう感じが良くなってくるよ。それに灯りを替えることでなんとかなるよ」
と元来の前向き発言。
確かに灯りの影響は大きいかな…
パンフレットによると、外部塗装はオプションでもう少し明るい色に変えることもできるみたいです。
そして、BESSの大きな特徴の1つでもあるウッドデッキ。
「程々の家」にも素敵なウッドデッキがありました。
ただし、これはウッドデッキではなく
広縁(ひろえん)
と呼ぶらしいです。
内と外の縁をとりもつ広縁。寛ぎは居間だけにはあらず。そのおおらかさもこの家の持ち味です。
「程々の家」パンフレット
広縁の床材には防腐防蟻処理を施した国産杉を使用。倭様ならではの風合いを醸し出します。
「程々の家」パンフレット
ここに飲み物とおにぎりを用意しておいて、庭仕事の合間に一息…なんていうのも憧れますね。
ガーデニングにも熱が入りそう!
暑い季節には、氷の浮いたアイスミントティーを飲みながら、自分が手を掛けて育てたハーブを愛でるんですよ。
ふと視線を傾けると、鮮やかな紫色のラベンダーの間に散歩中のモフモフの飼いネコを発見したりね。
ついついそんな想像をしてしまうような場所です。
「程々の家」は居心地が良いのか?
木製の扉を開けて中に入ると、目に飛び込んでくるのは広い土間。
おしゃれすぎてまるで異空間です。
フルオープンサッシュという折りたたみ式の窓を全開にすると、広縁、土間、玄関がフラットにつながり、開放感が半端ないです。
薪ストーブはこの土間部分に置いてあります。
近くにいると暑いくらいですが、ストーブの火ってなんとなく落ち着くんですよね。
いつまでも近くにいたい気持ちにさせられます。
ちなみに、こちらの薪ストーブはオプションとなっています。
※2020年より、薪ストーブは標準装備になりました。
これだけ立派な土間があるのに薪ストーブがなかったら、きっと殺風景ですね。
扉を開けるとすぐにリビング…という家ってなかなかめずらしいですが、BESSの家を見学しているとそれが当たり前の光景になってくるので、ただただ「素敵~」という言葉しか出てきません。
しかし冷静に考えると、来客があったときに扉を開けてリビングが丸見え状態なのは、なかなかに抵抗がありますよね。
そんな意見を加味してなのか、程々の家にはアレンジプランというものがあります。
これを採用すると、玄関を北側に設けることができるので、丸見え状態の恥ずかしさも軽減されるかな。
でも、それだと土間の美しさが半減されちゃうよね…。
リビングキッチンや対面キッチンが主流となっている昨今の流れに逆らうかのように、「程々の家・八風」のキッチンはリビングからは独立したスペースにありました。
とはいえ、これもまたレトロ感があっておしゃれ!
狭いアパートに住んでいる身からすると、冷蔵庫が作業台の向こう側にあるので、ちょっと遠すぎるかな?とも思ったのですが、料理を作る前にこの作業台に材料を一通りそろえておけばあまり不便も感じませんかね。
個人的にはすごく好き!
ただ、これだと料理を作っている人だけが孤立してしまうような気がしないでもない(^^;)
お次はバス、トイレ。
全体的に作りがコンパクトです。
お風呂には実際に入ってみたのですが、足を伸ばして入ることができませんでした。
高身長の夫にはかなり手狭。
お風呂はユニットバスではなく、タイルと木材のツートンカラーの非常に落ち着いた雰囲気。
そのため、狭いのはなんだかもったいない。
木材部分にはハイターは使えないよね…。掃除も大変なのかな。
まあ、コンパクトではあっても、2階にもトイレがあるのは私的にはポイント高いです。
「八風」にはちょっと派手な感じの襖(ふすま)があります。
私はてっきり、この向こう側にもう一部屋あるのだとばかり思っていたのですが、開け放ったら…
期待を裏切られた 予想外の展開
階段下収納でした。
生活感はここに全部封印すればいいのね!
ついつい開けたくなるような魅力的な襖。
子連れのママ友が遊びに来たときは、子供の動向には要注意ですね。
という感じで、1階部分は終わり。
5人家族の我が家的には、1階に個室があったら嬉しいかな。
まあ、これもアレンジプランで増やすことができるようですが…。
「八風」の2階部分はどうなってる?
続いては2階。
前回記事で紹介した「カントリーログ」のような隙間のある階段ではなく、しっかりとした安定性のある階段を上っていきます。
登り切ると、そこはロフトスペース。
個人的には、上の画像の、階段を上りきったところの空間が「?」でした。
ここに吹き抜けスーペースを作って下のソファが見えるようにしたのは、もしかしたら採光のためなのかもしれません。
でも、この部分をなくしてロフト部分をもう少し広くしてもよかったのかなと思います。
子供がここに身を乗り出して遊ぶという懸念も捨てきれませんしね。
リラックスして過ごせるはずの家が、危険だらけで少しも油断できないというのでは精神的にもきついわ。
ロフトから1階部分を見下ろすことができます。
開放感があって良い眺めですね。
薪ストーブの暖かさがここまで上ってきて、とろ~りと眠ってしまいそうでした。
このロフト部分は六畳あるので、第二のリビングとして使ったり、書斎のように使ったりなんでもできそうです。
BESS仙台では音楽鑑賞スペースのような装いでした。
アレンジプランで3部屋バージョンにすることもできますが、「八風」の2階は2部屋が基本設計になっています。
1階には個室がないので、プライベートルームは基本的にこの2部屋のみということになりますね。
そうなると、5人家族の我が家はベーシックな間取りのままでは非常に厳しい…。
1階に個室を増やすか、2階に個室を増やすか…。
2階を3部屋にしたらせっかくのロフトが狭くなっちゃうなぁ。悩み所…。
部屋数問題はあるものの、作り的には申し分ないです。
たとえば、こちらの部屋。
屋根の傾斜の分、圧迫感があるんじゃないかという心配もあるでしょう?
でも、まったくそんなことはありません。
むしろ5畳とは思えぬ解放感。
窓が3つあるので明るさもイイ感じ。
ちゃんとクローゼットも付いています。
そして、もう一つの個室はこんな感じ。
うん。趣深い~。
写真取り忘れていますが、収納力抜群のウォークインクローゼットが付いています。
程々の家の収納力は?
全体的に開放感があり、色合いも落ち着いた雰囲気のある「程々の家」ですが、肝心の収納力はどうなっているのでしょうか?
実は、モデルハウスの美しさに浮かれすぎてしまい、
「実際にここで生活することになったら?」
ということをちゃんと考えていなかったことに気付きました。
これからモデルハウスを見に行く人は、ここのところをしっかり心にとめておいたほうがいいですよ!
モデルハウスって、きれいなインテリアがそろっていて、生活感ゼロじゃないですか。
だから、ついつい夢の時間に浸って、そこから抜け出すことを頭が拒絶してしまうんです。
それで実際ここで生活していくとなったときに、あれ、物置く場所ない、服しまいきれない…という問題に直面するんですね。
でもまあ…。
頭の中は浮かれていて記憶が飛んでいますが、画像には残しておいたので、載せておきます。
はい…。まあまあ広いですね。
主寝室にもウォークインクローゼットがあるし、 1階にもド派手な階段下収納があるし、 引っ越すときにいらないものを大量に処分すればなんとかなるかな。
「程々の家」はありなの?なしなの?
私たち夫婦に、
「BESSで家を建てたい!」
と思うきっかけを作ってくれた「程々の家」。
実際に見学してみると、思っていたより種類が豊富だったり、想像していたのとは違っていたりと、良い意味で現実を見ることができました。
では、家を建てるにあたって、「程々の家」はありなのか、なしなのか?
私たち夫婦でも意見が分かれました。
メリット | デメリット | あり?なし? | |
---|---|---|---|
私 | 広縁と土間のレトロ感が素敵。キッチンもおしゃれ。 | 薪ストーブがオプションなのと、部屋数が少ない。全体的に予算オーバー。 | なし |
夫 | ロフトの開放感、薪ストーブの雰囲気がいい。 | バス、トイレが狭すぎる。部屋数を増やすとデザインが大きく変わる。 | ? |
子ら | 2階にもトイレがあるのがいい。 | 壁の色が暗い。楽しくない。 | なし |
夫はどうしても「程々の家」をあきらめきれないようですが、「八風」デザインだと5人家族には狭い、バストイレも狭いというところで悩んでいるようです。
それに、憧れの薪ストーブがオプションなので、アレンジプランで部屋数を増やした場合、あっという間に予算オーバーになってしまうという難題もあります。(※薪ストーブは標準装備になりました。)
これにプラスして、私たちは土地を持っていないので土地代も加算されるということを考えると…
もう、これ現実的に無理なんじゃない?
子供たちにもレベルが高すぎたようで、
「暗い気持ちになる…」
「程々はイヤだ」
と、まるで選択肢にない様子。
私自身も、「程々の家」の値段が全然程々じゃないという現実に直面し、最初の勢いがだいぶ落ち着きました(^^;)
あとは夫次第ですね。
程々の家の種類
最後に、「程々の家」の豊富なバリエーションをまとめてみましょう。
程々の家 | 開始 | 種類 |
---|---|---|
ジャパネスクハウス | 2005年~ | 七草、八風、九重、十露 |
倭様(やまとよう) | 2017年~ | 七色、八風、十露 |
七草→八風→九重→十露 |
総床面積:小→大 |
今回私たちが「BESS仙台」のログウェイで見学してきた「程々の家」は、倭様の八風。
他にも2県のログウェイを見学してきましたが、個人的にデザインが私の好みにドンピシャだったのは、ジャパネスクハウスの「九重」でした。
お金のことなんて気にしなくてもいいから、好きな家建てなよ!というミラクルが起きたら、絶対に「九重」を選ぶ!
でもねぇ…。
そんな幸運が降りかかるわけがないから、ちゃんと無理のない計画を立てていかないとですね(^^;)
家は幸せのために持つもの!家を建てたことが不幸の始まりとか絶対イヤ…。
次回は「Gログ」の見学体験記を書いていきます!
長々とお付き合いありがとうございました。
では!
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