こんにちは、ティナです。
来年の夫の転勤を機にマイホーム計画が上がった我が家。
ずーっと気になっていた「BESSの家」を建てたいという思いを胸に、最新のモデルハウスを見学したり、実際に住んでいるユーザーさんのお宅訪問会に参加したりと、最近バタバタな生活を送っています。
→BESSの家【g-logなつ】の暮らし見学会に参加してきた
そして、家と同じくらい重要になってくるのが、土地をどうするか?という問題。
今回は我が家の土地選びについて書いていきたいと思います。
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土地を選ぶときに譲れない条件
「BESSで家を建てる」が確実になったところで、次は「じゃあ、そのBESSの家をどこに建てる?」という段階に突入した我が家。
今いる土地は住み始めて5年になります。
生活の便が良く、気候にも恵まれている上、5年もいると仲良しの友人もいてなにかと愛着のある土地でもあります。
「できることなら、このままこの場所に住み続けたい」
というのが、家族全員に共通する思いでした。
しかし、地元には年老いた親がおり、
なるべく近くに住んでもらいたい。
とのこと。
理由は、
- 健康に不安があるので、何かあったとき近くにいてくれるとありがたい
- 親せき付き合いはどうするのか
我が家の夫は長男なので、跡取りということになります。
義理の両親としては、同居は考えていないようですが、何かあったときにすぐに駆けつけてもらえる距離にいてくれると助かるとのことでした。
それは確かにそう…。
私たちの住んでいる場所と義両親の住んでいる場所は県の端と端。
高速道路を使っても3~4時間かかります。
「何かあったとき」にすぐに向かえる距離とは言いがたいです。
そういうことを考えたら、やはりこの土地に愛着があるからといってこだわることはできないな…という現実。
だからといって、素直に「義実家の近くに住みます」とはいかない事情があるのです。
というのも、義実家のある場所は結構な豪雪地帯。
雪囲いをしないと玄関口が閉ざされるほどなので、冬のストレスというのがなかなかのもの。
それに加えて、過疎化の影響で子供の数が少なく、1クラスの児童数は片手で数えるほどしかいません。
野性動物の脅威もあり、玄関先までクマがやってくるというサバイバルも。
周りのほとんどが高齢者で空き家も目立つ豪雪地帯の風景というものは、なんとも寂しい気分にさせられます。
人生折り返し地点から新たな生活を始めるというとき、この環境は果たして最適と言えるのだろうか?
若いうちならまだいいかもしれません。
体の自由も効くし、車も運転できるのでどこへでも行くことができます。
しかし、いずれ確実に老いはやってくるもの。
足腰が立たなくなったら?
病気になったら?
運転が難しくなったら?
…雪に閉ざされた家の中で食材を調達することもできず、寂しく野菜屑をかじる老夫婦の姿が見えてきて、なんだかゾッとしてしまいました。
私たち夫婦の老後や子供の教育環境を考えたら、義実家の近くに住むというのは現実的に無理かもしれない…と伝えたところ、義両親も同じ思いでした。
確かに、ここはこれからの人が住む場所じゃないよ。教育環境も良好とは言えないからね。
とはいえ、今住んでいる場所では距離が遠すぎる。
ということで、お互いの居住地の中間にある街が候補地に挙がりました。
義両親も、
うん。ここなら生活の便もいいし、お互いにラクに行き来できる距離だし、雪も少ないし、いいんじゃない?
雪国の大変さを身を持って知っている義両親だからこその柔軟な考えですが、それ以上になんというか…本当に人間ができています。
嫁として感謝しかないよ~。ありがとうございます。
もう思いあまって、
「頑張って立派な家を建てます!」
という意味不明なセリフを吐いてしまいましたよ…。
嬉しいですね。涙が出てきます。
土地を探すときに基準にしたいこと
土地探しをする街が固まったところで、次の課題はどの辺りに生活拠点を置くか?ですが、私には譲れない条件があります。
まずは、
- 学校の近くであること
心配性なので小、中学校が近くにあるというだけで精神が安定します(^-^;
そしてもう一つは、
- 家に面した道路、家にたどり着くまでの道路にゆとりがあること
単純に運転テクニックがないので、毎回家の出入りがストレスになるようなことは避けたいです。
ここをクリアしていれば多少のことは我慢できるのですが、後半の人生を快適に過ごすためにはさらに無視できない条件もあるんですよね。
- 過去に自然災害に見舞われていないこと
- 土砂災害、水害指定区域に入っていないこと
- 曰く付きでないこと
昨年の台風では、それまで災害に見舞われたことのない地域でも甚大な被害を受けました。
それを念頭に置いたら、小さな川であっても決して侮れないし、なだらかな山だからと言って安心することもできません。
街並みや生活の便を考える前に、まずはハザードマップを確認することを忘れてはいけませんね。
他にも過去に事件、事故のあった場所だったりするとただただ最悪。
すごく条件がいいのにやたらめったら価格が安いというような場合は、
「きっと何かしらの理由があるんだろうな」
という疑いのアンテナは常に立てておくようにしないといけないのかもしれません。
じゃないと人生大一番の買い物が、残りの人生を苦しめるだけのものになってしまいます。
そんなの、絶対にやだ!
- 学校が近い
- 住宅に通ずる道にゆとりがある
- 災害指定区域になっていない
- 過去に災害に見舞われていない
- 事件、事故の跡地ではない
上記条件はどちらかというとアウトライン。
もう少し想像力を働かせて、実際に住み始めた時のことを思い浮かべてみると、なんだかんだで最も無視できない条件があることに気付かされます。
それが、
ご近所の雰囲気
人間は、残念ながら一人では生きていくことが出来ません。
一人で自由気ままに生きたいと思っても、それをさせない空気というのが日本にはありますよね。
- 助け合い
- 分かち合い
が出来ない人間は、
- 変わり者
- 卑怯者
どちらかのレッテルを貼られ、死ぬまで肩身の狭い思いをして生きていくことにもなりかねません。
どうしたって人間関係を築いていかなければいけないのであれば、やはり近隣住民の雰囲気というものはしっかりと把握しておきたいですよね。
そうなると、価値観の近い人や共通点が多い人の集まる場所を探すのがベスト。
私であれば、
- 子育て中
- 30代
なので、すっかり出来上がった住宅地に新参者として入っていくより、何区画も分譲しているような新しい土地でみんな同時にスタートを切れるのが理想。
新しい土地での戸惑いや苦労を子育て世代のご近所さんと共に分かち合えるというのは、それだけでも心強いですよね。
私みたいにコミュ障全開の人間なんかは特に。
色々考えたら、ちょっと憂鬱になってきたよ…
さいごに
一生住み続けていくことになるのだから、土地選びは慎重にやっていきたい!というのが本音ですよね。
しかし、不動産屋さんいわく、
「これだ!という土地が見つかったらすぐに予約したほうがいい」
とのこと。
条件の良い土地というのは他の人も高い確率で「良いなぁ」と思っているので、あっという間に埋まってしまうそうです。
迷っている時間も吟味している時間もないみたい。
でも、一生を左右することになるかもしれないから、やっぱり慎重ではありたいですよね。
そうなると、ぼんやりと「マイホーム欲しいなー」と思ってきたくらいの時点で、だいたいの住みたい地域の目星は付けておいたほうがいいのかもしれませんね。
今はわざわざ不動産屋さんに足を運ばなくてもネット検索で調べることができる便利な時代。
Googleマップやストリートビューで街の雰囲気まで知れてしまうので、物件情報と掛け合わせながら駆使していけば、ある程度は住みたい土地をしぼることができるかもしれません。
ということで、次回は「土地決めた編」です。
ついにとうとう、決めてしまいました!
さて、ティナ一家はどんな土地を見つけたのでしょう??
次の記事でお待ちしております~!
では!
ついに土地を買う。BESSのログに最適な場所 住宅ローンの返済って大変そう。失敗したくないのでFPさんに相談してみた