こんにちは、ティナです!
先日BESSの家「Gログ」ユーザーさん宅の見学会に参加してきました。
住宅展示場とはまた別の、等身大の暮らしぶりを体感できるというのはまたとないチャンス。
今後の住宅計画にも役立つことが沢山あったので、備忘録として残しておきたいと思います。
▶BESS仙台展示場体験記を読みたい方は下のボタンからどうぞ。
Contents
【Gログなつ】ユーザーさん宅を訪問
BESS仙台ログウェイを見学して、「やっぱりBESSの家がいい!」という思いが確かなものとなった私たち夫婦。
BESSの担当者さんには、その旨をしっかりとお伝えし、私たちのマイホーム計画はゆっくりですが確実に前進しました。
そんな中、お誘いを受けたのがBESSユーザーさんのお宅訪問会。
この時点で、私たち夫婦の頭の中は7割方、
「自分たちはGログを建てることになるのだろう」
となっていました。
その、もしかしたら高い確率で建てることになるかもしれないGログの等身大の姿を拝見できる機会なんてなかなかありませんよね。
もう、これは行くしかないでしょう…。
遠足の前日のようにワクワクドキドキ!
指定されたお宅は閑静な住宅街にあったのですが、予定時間より早く着いたので住宅地の家並を車で見て回ることにしました。
すると!
意外に多いんです、BESSのGログ。
あら、これGログよね?おっ、あっちにも!
途中からよく分からない喜びが湧いてきて、車内は興奮の渦でした。
Gログって外装の色でイメージが変わるな~
住宅地にGログは派手かなと思ったけど、意外になじんでるんじゃない?
私たちの気持ちは、
「きっとGログの家を建てることになるんだろう」
であって、
「Gログいいよね!絶対にGログにしようね!」
ではありませんでした。
ここにどんなためらいがあったのかというと、
- Gログ独特の三角屋根は住宅地では浮いてしまうのではないか?
- NIDO(ベランダ)をうまく使いこなせないのではないか?
- グルニエ(屋根裏収納)は子供が小さいうちは危険要素の方が大きいのではないか?
「程々の家」だってまだあきらめきれない!
しかし、実際に住宅街に点在しているGログを見てみたら、思っていたほどの違和感はないんですよね。
むしろ、他のハウスメーカーの住宅のほうが派手に見えてしまったり。
ここら辺で、私だけじゃなくおそらく夫の気持ちも、
「Gログを建てる」
↓
7割→8割
に変化していました。
今回の見学会のお宅、高台のものすごく見晴らしの良い場所に建っていました。
建物の前には遮るものがなにもなく、下を見下ろせば緩やかにカーブのかかった川、遠くに視線を向けると白く雪を被った大きな山。
こんな最高のロケーションの中、NIDOにチェアーとビールとおつまみを用意したらもう…
「この景色は全部わたしのもの!」状態ですよ。
もう、夫婦そろって「はぁ~」「ほぅ~」「ふぇあ~」と声にならない感嘆の声ばかり漏らしていました。
正直、うらやましい!
空の青さも独り占めって感じだった!
実際の住まいを見て浮き彫りになる課題
見学会のオーナーさん宅は、
『GーLOG なつ ライラⅡ』です。
予約を入れての訪問なので、基本は私たち家族だけがゆっくりと見て回れるのですが、途中飛び入りの方や次の予約を入れている人が入ってきたりして、ちょっとしたバタバタ感がありました。
しかし、私の頭の中は「おっ!仲間がいっぱい」という感じ。
同じ志し、同じ感性を持っている人がこんなにいたんだ~
オーナー夫婦から話を聞いたり、実際に部屋部屋を回って見たりすると、やはり浮き彫りになるのが、展示場との違い。
展示場だけを見て「BESSのログがほしい」と思った人には、ぜひ実際の暮らしぶりを体験することをおすすめします。
実際に自分たちが住むことを考えたら、展示場にあるような素敵な装飾品だけを眺めながら生活していくのにはなかなかの無理がありますよね。
本棚にはきっと、アンティークの置物よりも本をズラッと並べることになるだろうし、キッチン棚にはインテリアのおしゃれな空き瓶よりも、調味料やお茶の茶葉を並べてすぐに取り出せるようにしたくなるものです。
そういう点で、良くも悪くも「実際に自分たちが住むことになったら?」が見えた見学会でした。
これはオーナーさんから伺った話ですが、まんべんなく暖かさが行き渡ると思い込んでいた薪ストーブの暖。
リビングの壁の向こう側にあるフリールームまではなかなか届かないそうです。
なので、そこだけ別の暖房器具を使っているとのこと。
とはいえ、2階への熱の伝導はとても良いようで、ロフトに洗濯物を置いておくだけであっという間に乾いてしまうそうです。
これは乾燥対策としてもいいし、コインランドリー代も浮く!
そして気が付いたこと。
展示場は薪ストーブも稼働しているけど、そういえばエアコンも付いていたな…。
だからどこもかしこも暖かく感じられたんだ。
でも、家全体がまんべんなく暖められてしまったら、みんなが暖炉の前に集まってワイワイっていう光景もなくなっちゃうよね。暖炉ならではの楽しみ方ってあるはず!
これは天候や立地や訪問時間帯の関係もありますが、全体的に室内が暗く感じました。
とはいえ、窓はたくさん付いているし、隣家とそれほど密着しているわけでもないから、日光を遮るものはないはず。
いったいどうして暗く感じたのだろう?
色々考えた結果、これかな?というものが見えてきました。
- 壁の色
- キッチンのつり棚の圧迫感
ログなのだから、壁の色うんぬん言ってしまったら本末転倒なのでは?と思われるかもしれませんが、床、壁、キッチン、階段と木の色が続くとたとえ採光はしっかりしていても、視覚的に多少の薄暗さを感じてしまうのかもしれません。
キッチンのつり棚に関しては、ログではなくても、多少の圧迫感はありますよね。
この圧迫感を暗さと捉えてしまったということもあるのではないかと。
Gログのつり棚はダイニングからも丸見えだから、よほど凝った使い方をしないと、生活感丸出し状態になってしまう危険性が!
最後は、別記事でも何度か触れていますが、小さい子供がいると安心して過ごせない問題。
子供たちには、見学会にお邪魔する直前にこう注意しておきました。
「実際におうちに住んでいる人の家だから、危ないことをしたり勝手にものをいじったりしないでね」
この時点で、子供たちは素直に、
うん、分かった。
と言っていたんです。
しかしフタを開けてみたら…。
私たち夫婦が1階で打ち合わせをしているのをよそに、次女が階段に腰を下ろして隙間から足をブラブラさせて、
「見て!ここ机になるよ」
やるだろうな、やるだろうな…絶対にやらずにはいないだろうな…と思っていたら、案の定やりました。
このように、やるんです。子供は(^^;)
禁止事項をすっかり忘れてしまうんです。
期待を裏切らないのはさすがだなぁ…。
NIDO(ベランダ)でもデイベッドに乗って、手摺り部分から身を乗り出していました。
現在の住まいがアパート1階なので物珍しさもあったのでしょうが、見ているこっちは始終ヒヤヒヤが止まりませんでした。
暖炉の近くでケンカでもされたら、もう心臓がいくつあっても足りないだろうな。
Gログ建てるなら至る所に透明パネル貼り付けたいって言ったら、夫に却下されちゃった。
「Gログを建てることになるだろう」が揺らいでくる
見学会に参加したことで、
Gログを建てるかもしれない
↓
8割
になっていたのが、徐々に7割に戻り、夫婦で話し合っているうちに4割くらいに落ちました。
理由は…。
- NIDO(ニド)を有効活用できない
- NIDO(ニド) の安全性の問題
- キッチンのつり棚の圧迫感
Gログの売りとも言えるNIDOですが、やはり、有効活用できる自分たちのイメージがまったく湧いてきませんでした。
見学会のお宅も、ちょっともてあましている感があり、デイベッドがよく分からない場所に配置されていたり…。
とはいえ、このお宅は眺望の良い場所に建っているので、工夫したら快適空間になるのは確実な予感。
私たちの場合、土地を選ぶ際の優先事項は、
- 学校が近い距離にあること
- 家の前の道路にゆとりがあること
なので、「景色独り占め」みたいな場所を見つけるつもりなら、きっとGログもありなのだろうと思います。
しかし、住宅街で登下校の小学生にジロジロ見られながら、NIDOでいったいなにをすればいい?状態だけはやっぱり避けたい(^^;)
それから、単純に子供の転落事故が怖いということ。
キッチンのつり棚も、アレンジすれば圧迫感なく過ごせるのかもしれないけれど、果たして私におしゃれ感は出せるのか…。
という感じで、色々と学びの多かった見学会、無事に終了しました。
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