こんにちは、ティナです。
ジャンガリアンハムスターは育てたことがあるけれど、ゴールデンハムスターを育てるのはマロが初めてです。
ジャンガリアンにはこのくらいの餌を与えていたけれど、ゴルハムにはどのくらい与えればいいんだろう?
などなど、色々と手探りで始まったマロとの生活。
今回はハムスターの餌の種類や好物、1回にあげる量について、改めて学び直してみたいと思います。
にぼしは嫌いよ。
Contents
我が家のゴールデンハムスターが食べているエサ
我が家のゴールデンハムスター『マロ』の食事内容はこんな感じ。
主食 | ハムスターフード・ミックスフードの混合 |
野菜/果物 | 豆苗、キャベツ、ニンジン、小松菜、チンゲンサイ、白菜、カボチャ、リンゴ |
おやつ | ドライストロベリー、カボチャの種、乳酸菌入りピューレ |
主食はハムスターフードなのですが、見た目の華やかさをマロにも体感してもらいたいと思い、ミックスフードも3分の1程度混ぜています。
野菜や果物は夕食の食材から取り分けて与えているので、その時々で内容が違います。
キャベツをあげると、
またこれ~?
みたいな反応ですが、毎回食いつきが良いのは、
「ニンジン」と「豆苗」
我が家のマロは匂いの強い食べ物がお気に入りの様子。
おやつに関しては、自宅で乾燥させたカボチャの種をあげる程度だったのですが、ペットショップやホームセンターに行くと種類も豊富なおやつの数々が陳列されているんですよね…。
これを見ると、決まって子供たちが「買って、買って!」攻撃を開始。
じゃあ1つだけよ!
そんな感じで購入したのがドライストロベリーと乳酸菌入りピューレです。
食いしん坊の子供たちが「食べてもいい?」と聞いてくるほど、甘~い香りがフワァ~っと漂ってきます。
これ毎日はさすがにやばいよね。
というわけで、与えるのは1週間に1回あるかないか。
なかなか減りません。
以上が、マロのエサの内容です。
ハムスターの餌のおすすめは無添加、国内製造
我が家で与えているイースター株式会社製造のハムスターフードは国内製造で、パッケージに書かれている通り、「良質な原料」で「栄養素のバランスに優れている」適度な硬さが特徴の総合栄養食。
しかし、原材料名を見てみると…
穀類(小麦粉、米糠、小麦ふすま、ホミニーフィード、大麦糠、コーングルテンフィード)、アルファルファミール、豆類(脱脂大豆)、肉類(チキンミール)、糖類(ブドウ糖、オリゴ糖)、油脂類(菜種・大豆油)ビール酵母、ゼオライト、魚介類(フィッシュミール)、乳類(チーズパウダー)、ミネラル類(炭酸カルシウム)、アミノ酸類(塩酸Lーリジン)、ビタミン類(ナイアシン、E、B1、B2、A、B6、葉酸、パントテン酸、K、B12、D3)、色素(黄4、黄5、赤106、赤2)、香料(ピーナッツオイル)
最後の方に「黄、赤」などの人工着色料が使われているのが分かります。
原材料の表記は分量の多い順に記されるので、製品中に閉められる人工着色料の割合はごくわずかだと思います。
とはいえ、食品添加物に関しては、発ガン性の問題なども話題となることが多いので、なるべくなら避けていきたいですよね。
もちろん、
「一日に大量に摂取するのでない限り、ただちに健康に悪影響を及ぼすことはない」
というのが、食品添加物全般に言われていることです。
しかし、私のようにひねくれていると、
じゃあ、長期的に見たらどうなの?
という疑問が湧き上がってくるから厄介(苦笑)
今回の購入は値段の安さを重視してしまいましたが、次回はぜひとも無添加のものを選んであげたいです。
ということで、国内製造、無添加のハムスターフードを調べてみました。
どれも無添加、無着色で原産国は日本になっています。
お値段はピンからキリまでですが、栄養バランスも良く、健康維持に役立つ原材料を厳選しています。
無添加無着色ハムスターフード
ハムスターレシピオーガニック400g
原材料 小麦、とうもろこし、米、小麦ブラン、大麦、えびミール、ケシの実、亜麻仁、タイム、柳樹皮、ネトル、ブロッコリー、ブラックカラントベリー、粟、ゴマ、イースト、ミネラル類、(炭酸鉄、鉄、無水ヨウ素カルシウム、ヨウ素、硫酸銅5水和物、銅、酸化マンガン、マンガン、酸化亜鉛、亜鉛、亜セレン酸ナトリウム、セレン)、ビタミン類(A、D、E)
評価 おすすめポイント フランスのオーガニック基準を満たした原材料使用 特徴 保存料、着色料不使用で獣医師と共同開発 亜麻仁・ゴマ(αリノレン酸・リノール酸)が配合されているので、皮膚・被毛の健康を維持してくれる。400gだが2パックに小分けにされているので鮮度を保てる。低脂肪で健康に配慮されている。
ハムスターフード ハードタイプ
【原材料名】 小麦粉、とうもろこし、脱脂大豆、フィッシュミール、ふすま、脱脂糠、アルファルファ、ビール酵母、食塩、ビタミン類(A、D3、E、K、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ミネラル類(カルシウム、リン、鉄、亜鉛、マンガン、銅、コバルト、ヨウ素)、オリゴ糖、ユッカ抽出物、乳酸菌、枯草菌、酵素
評価 おすすめポイント 糞尿の臭いを軽減する植物エキスを配合。 特徴 粒が大きいのでゴールデンハムスターに適している 原産国は日本。オリゴ糖や乳酸菌が配合されているので、ハムスターの腸内環境にやさしい。程よい硬さで前歯の伸びすぎを防いでくれる。
ハムスタープレミアムフード ゴールデン専用400g
【原材料名】 コーンミール・小麦粉・脱脂大豆粉・粟粉・脱脂糠・フスマ・アルファルファミール ・イヌリン・ビタミンプレミックス・ミネラルプレミックス・チキンミール・卵黄粉 ・アスコゲン・酵母・炭酸カルシウム・食塩
評価 おすすめポイント 免疫力を維持するRNAヌクレオチド配合 特徴 植物性の食べ物を多く必要とするゴールデンハムスター専用フード 原産国は日本。前歯が生涯伸び続けるハムスターは硬いものをかじることで伸びすぎを防いでいるので、その習性に適した形状、硬さになっている。タンパク質と脂肪を抑え、低カロリーの仕上がり。
肥満が気になりだしたら
SANKO ハムスタープラス ダイエットライト
米粉、小麦粉、グルテンフィード、大麦糠、小麦ふすま、アルファルファミール、チキンミール、小麦脱脂糠、チーズパウダー、粟粉末、稗粉末、ビール酵母、ケルプミール、植物抽出発酵エキス、ニンジン粉末、小松菜粉末、タンポポ粉末、オオバコ粉末、オリゴ糖、プロポリス、L-カルニチン、ミネラル類(炭酸カルシウム、卵殻カルシウム、食塩、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(DL-メチオニン)、ビタミン(A.B1.B2.B6.B12.D3.E.K.塩化コリン、ニコチン酸、D-パントテン酸カルシウム、葉酸、d-ビオチン)、甘味料(ソーマチン)
評価 おすすめポイント ハムスターの肥満対策専用フード 特徴 脂肪燃焼をうながすL-カルニチン、免疫力を高めるプロポリス配合 原産国は日本。米粉などの食物繊維が豊富な原料を使用し、カロリーを抑えている。脂肪燃焼を促すLーカルニチンのほか、免疫力を高めるプロポリス、消化吸収を助けるタンポポ、オオバコが配合されている。
ハムスターに与える餌の量はどのくらい?
一日に与える量は体重に対して約5~10%が目安なので、 体重100gなら約5〜10gくらいがベストと言われています。
ハムスターは食べられる量を食べたら、あとは巣箱の片隅に貯蔵しておくことが多いので、一日、二日経っても食べる様子がないときは、衛生面からも処分してしまいましょう。
せっかく貯めたエサを処分するのは気が引けるけど…。
ハムスター健康の秘訣はエサよりも環境
ハムスターの餌というと、真っ先に思い浮かべるのは「ナッツ類」や「ヒマワリのタネ」という人も多いことでしょう。
しかし、ヒマワリのタネは高カロリーなため、与えすぎは良くないと言われています。
主食として与えるのではなく、嗜好品として与えるのが正解です。
とはいえ、与えるとたいていのハムちゃんは喜んで食べてくれるんですよね。
それで、
ついつい可愛くて与えてしまうのよね…。
というのは多くの飼い主さんが経験していることではないでしょうか。
あくまでも私の考えですが、ある程度の分量を守っているのであれば、一日の楽しみとして「ヒマワリのタネなどのナッツ類」をあげるのは良いことだと思います。
人間に置き換えて考えると、たとえば栄養管理の行き届いた病院食。
これを食べていれば栄養が偏るということはないし、塩分や脂質を心配する必要もありません。
The・健康食!って感じね。
しかし、こういう食事が1週間も2週間も続くと思うと、気が滅入ってしまいますよね。
見舞いに来た人が置いていってくれた甘いケーキやお菓子をどれほどおいしいと感じることか。
そして、一刻も早く元気になって「おいしいもの沢山食べるぞ~~!」という心の活力にもなります。
だから、
「長生きしてもらいたい」
「健康でいてほしい」
という肉体の健康を考えてのペレット、
「生きる楽しみを知ってもらいたい」
「幸せな気持ちでいてほしい」
という心の健康を考えてのナッツやヒマワリのタネ…ってことで良いんだと思います。
目を細めて幸せそうにヒマワリの殻をかじっているマロを見るのが、私は好き。
カボチャのタネも大好き!
以前の記事でも書いているのですが、過去に4匹のジャンガリアンハムスターを飼っていました。
父親のノーマルは大らかな性格で人間にも懐き、環境への適応能力も高い子でした。
一方母親のパールホワイトは神経質な性格で、私が手を入れるとすぐに噛み付きに来る繊細な子。
この2匹の子供であるブルーサファイアの男の子は母親よりもさらに上を行く神経質さん。
もう1匹の子供であるパールホワイトの男の子は、父親に似ておっとりした性格のちょっと臆病者。
みんな同じ住環境で、同じエサを食べて過ごしていました。
しかし、神経質の極みのようなブルーサファイアは毎日脱走することばかりを考え、ひとときも落ち着いていることがありませんでした。
結果的に早い段階で病気になり、両親よりも先に亡くなってしまいました。
一方、もう1匹の子供のパールは、たまーに巣箱から出てきて回し車を回し、あとは呑気にエサをついばんでいるようなのんびりぶり。
臆病なので私の指先を怖がったりはしていましたが、噛み付く度胸もないのか、ちょっと甘噛みして逃げていくという感じでした。
この子はとても長生きしました。
ジャンガリアンの寿命と言われている2歳半を過ぎていたと思います。
このときの観察から私が得た結論。
「食べ物の質もある程度は重要かもしれない。でも、最も重要なことは、ストレスを感じずに大らかに生きることなのではないだろうか!」
これって人間にも言えますよね。
100歳になっても元気に自分の足で歩いている老人の話を聞くと、
「好きな物を好きなだけ食べている」という返答が多いです。
生き物の肉体をむしばむものは、やはりストレスが一番なんじゃないでしょうか。
と言うことは…。
私たち飼い主が最優先に考えてあげるべきは、エサの管理よりもむしろ住環境の充実ってことでしょうかね。
ハムスターのライフスタイルを守ってあげることも大事よね!
日中は寝ている時間だから、「生存確認」とかマジでしなくていいし。
冬は巣材で中が見えないからついつい心配で…(苦笑)