この物語は場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)という不安障害をテーマにしています。
場面緘黙は、家では普通に話せるのに、学校や職場といった特定の場面になると話せなくなる症状のことをいいます。
恐怖症の一つとも言われていますが、「ただの引っ込み思案」と誤解を招きやすい一面もあります。
…と、どうして私がこんな話をしているのかと言うと、私自身が元緘黙児だからです。
このお話を通して、今現在緘黙症状と戦っている人たちになにかヒントとなるようなものを示せたら…という淡い期待と、場面緘黙の啓発を目的に続けていけたらと思います!
ということで、記念すべき第一話をお楽しみください♪
※場面緘黙の主人公ソラくんは私の緘黙時代の投影ではありますが、ストーリー自体はほぼフィクションです。