ああ、家が建っています。家が建っています。
おそらく、私たちの家だと思います。
イメージの世界にしかなかった「家」だったのに、
リアルの世界にありました。
空はくもって肌寒く、
風はないけど土の濡れた匂いのする日のことでした。
目の前にそびえたあれは、確かに私たちの「家」でした。
※中原中也の『はるかぜ』を意識しています(^^;)
家が建つまではあっという間?
改めまして。
こんにちは、ティナです。
基礎工事完了から約3週間後の週末、マイホームの進捗状況を見てきました。
前記事では、
夫の仕事がブラックすぎて時間が取れない&建築地が遠い!
ゆえに、定期的に家の進捗具合が確認出来ないのが残念!…と書いていたのですが、
2週続けて見に行っています(^^;)
ほぼ完成した基礎を見たときのインパクトもすごかったけど…
基礎工事完了2週目にこんなものが目の前に現れた日には…
うそっ!すごい…。夢じゃないよね?
我が目を疑いました。
だって、もうほぼほぼ「家」じゃないですか。
頭の中にしかなかった私たちの家が、現実世界に出現したんですよ。
もう、中原中也の詩が頭の中でグルグルグルグル…。
あゝ、家が建つ家が建つ。
僕の家ではないけれど。
空は曇つてはなぐもり、
風のすこしく荒い日に。
(略)
中原中也『はるかぜ』より
すぐ傍らに、中原中也のまぼろしが見えたような気がしましたよ…。
浮かれて興奮している家族を見たら、中也はどう思うかしら。
そして基礎完成から3週間後。
あまり時間が経っていないので、特に大きな変化はありませんでしたが、窓ガラスや玄関ドアが入っていました。
わぁ~。ドアが付くと一気に家って感じ。
感動だなぁ。
私と夫はこんな感じで呑気に語り合っていたのですが、ここで長女の、
ちょっと待ったあ!
が入りました。
家づくりにトラブルはつきもの?
何事かと思えば、
ドア、違くない?
長女曰く、私たちが見ているドアはカントリーログのウォームテイスト、いわゆる通常モデルのドアだとのこと。
思わず夫と顔を見合わせてしまいました。
カタログ何度も見てるから分かるの。これは絶対に違うドア!
我が家では、ログハウスの薄暗さを少しでも解消したいという考えから、明るさを強調したクールコーディネートを採用しています。
BESS【カントリーログ・カラマス】我が家はクールコーディネート仕様にしました急に不安になって、ネットで検索してみました。
すると…。
本当だ。違う…
クールコーディネートなら、本来はこちらのドアになるはずなのですが…
実際に設置されていたのはこれ。
手違いなのか、BESS側で仕様変更があったのか?
それとも私たちの勘違いなのか…。
なにも分からない状態だったので、とりあえず担当者さんに連絡。
すみません。ドア、違いますね!
ああ、やっぱり…。
どうやら設計図の段階で間違っていたようで、担当者さんはもちろん、私たちもまったく気付くことができませんでした。
後日、現場監督からのていねいな謝罪と、すぐに本来のものに変更する旨の連絡が来て、この件は落着。
SNSなどで、家づくりには様々なトラブルが待ち受けているということは分かっていたのですが、いざ自分たちが遭遇するとドキドキしてしまうものですね。
こういうときのためにも、信頼関係って大事だよな!
- 設計図はくまなくチェックしておく
- ハウスメーカーとは積極的にコミュニケーションを取る
- 子供とも家づくりの情報を共有しておく
- 子供のほうが細かい部分をよく把握している
今回の件は長女のお手柄。
「すごいね~」「よく気付いたよね!」と褒めちぎっていたら、誇らしげにしていました。
何はともあれ、私たちの家は順調に建っています(^^;)
さいごに
次はいよいよ2回目の外構打ち合わせが始まります。
予算の範囲内でどれだけのことができるのか?
今から不安でなりませんが、せっかく
「住むより楽しむBESSの家」
の住人になるわけだから、予算に収まりきらなかったものに関しては、自分たちで時間をかけながら、少しずつていねいに作り上げていこうかなと思っています。
この世界に失敗なんてないんだぜ。全部「味」だよ。
不完全なものほど愛おしい by 俺
「味」だよね~!!
猪突猛進ポジティブ夫のおかげで、ちょっとだけ失敗を怖がらなくなった自分がいます(^^;)
「家族で庭造り」もありかもしれませんね!
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