断捨離で一番心苦しいのが、思い入れがあるものをゴミとして処分すること。

フリマアプリで売れるかもしれないけど、写真とか梱包とか本当に面倒なんだよね。
メルカリやラクマで必要としている人に届けば、「モノ」を所有していた身としてはホッとするものです。



しかし、仕事で疲れていたり、引っ越し片付けでバタバタしていたり、子供がまだ小さくて自分の時間があまり持てなかったり…という限られた時間の中での出品作業は、
「ハッキリ言って、めんどくさい!」
というのが本音ですよね。



時間がたくさんあっても、フリマサイトの登録から出品手順までを一から網羅するのは手間。
そんなときに便利なのが出品代行サービス。
主な代行サービスには2020年6月から提供を開始した『マカセル』や、2020年10月から始まったラクマの『ラクまるっと』などがあります。
まだまだ新しいサービスなので口コミや評判なども少ないですが、出品作業の手間が省けたり時間がない人には、これ以上ないくらい嬉しいサービスです。
ここでは『マカセル』のサービス内容や、代行依頼手順についてみていきたいと思います。



私と同じ超絶物ぐささんにおススメの内容だよ!
- メルカリやヤフオクでモノを売りたいけど出品が面倒な人
- フリマアプリの使い方がよく分からない人
- フリマに興味があるけど時間がない人
Contents
フリマアプリ出品代行サービス『マカセル』とは



『マカセル』はモノを売りたい人と出品を代行してくれる人をつなげるマッチングサービスです。




運営会社は株式会社MONO Technologies。
社名 | MONO Technologies |
設立 | 2018年7月 |
従業員数 | 14名(エンジニア・デザイナー・オペレーター) |
事業内容 | マカセル、ハコクル、トラクル |
『マカセル』のほかに、同じ出品代行サービス『ハコクル』(現在サービス一時停止)、不用品回収サービス『トラクル』などを運営しています。
画像元:ハコクル公式サイト 画像元:トラクル公式サイト



設立間もないのに、3つも事業展開しているなんてすごい!
MONO Technologiesのビジョンは、
モノを売りたい、処分したいとなった際の煩わしさを解消するために、私たちは、データやテクノロジーの力を用いてユーザーの価値を高め、この領域を変革し続けます。
引用:MONO Technologies
このように、かゆいところに手が届くサービスであり、急速に進化し続ける現代の流れにしっかりと寄り添った、革新的なサービスと言えます。



こんなに便利すぎていいの!?
『マカセル』の特徴
マカセルを利用するときの流れはとっても簡単。



条件を入力してマカセラーと言われる出品のプロを探す。たとえば、
- 商品カテゴリ(衣類、バッグ、フィギュア、本…)
- 商品箱数(何箱くらい頼みたいか)
- 手数料(マカセラー側から提示されている)
- 地域(自分の居住地の近くがいい)
- 出品先(メルカリ、ヤフオク、ラクマ、paypayフリマ…)
- 口コミ(利用者の口コミ) etc…
マイページのメッセージ機能を使って、マカセラーと商品の概要や要望に関してやり取りをする。
宅配業者が指定した日時に商品を引き取りに来る。梱包資材と発送用伝票も持ってきてくれる。



商品の状況をマイページでチェックしながら、売れるのを待つ。
(だいたい2週間~1か月ほどで徐々に売れていく)






専用のメッセージ機能を使ってのやり取りだから、安心して要望を伝えられるね!



マカセルのメリットは、出品代行サービスと言うように、フリマアプリを利用する上での手間が省けることです。
- 商品撮影をしてくれる
- 値段決めをしてくれる
- キャプションを作ってくれる
- 質問対応をしてくれる
- 梱包から発送までをしてくれる



これをまるっとおまかせできるなんて最高すぎる。
これだけの手間が省けるのであれば、小さなデメリットなんて目をつぶれそうですね。
とはいえ、デメリットもしっかりと確認しておきましょう。
- 集荷の際の送料は依頼者負担(当日現金支払い)
- やり取り自体が苦手な人はマカセラーとのやり取りも苦痛になる
- 売れなかった場合着払いで返送される



送料負担で送ったのに、着払いで送り返されたら凹む~。
『マカセル』でまかせたときの売り上げは?



一番気になるのがこれですよね。
マカセルで出品代行をお願いした場合、手数料などを差し引くとどれくらいの額が自分のものになるのでしょう?
以下はマカセル利用時にかかる手数料です。
- フリマアプリ手数料
- 購入者への送料
- マカセラーの手数料
- 運営手数料
たとえば、依頼した商品が5,000円で売れたとき。
〇フリマアプリの手数料が10%
5,000円×10%=500円
〇購入者への発送料が100~3,000円
便宜上380円
〇マカセラーの手数料が売却額の25~50%
便宜上30%の計算で
5,000円×30%=1,500円
〇運営手数料300円
300円
これらを計算すると、
5,000円ー(500円+380円+1,500円+300円)=2,320円
2,320円が依頼者の受取額
となります。
捨てるかリサイクルショップで数百円の値を付けられて終わるはずだったものが、四ケタの現金になって戻ってきたら、もうただただ満足。
しかも、面倒なことは全部やってもらえるわけですからね。
面倒なフリマアプリへの出品を代わりに!出品代行サービスの【マカセル】


マカセラーはどうやって選ぶ?



不用品がどれくらいの値で売ってもらえるか?
これは、まさにマカセラーの力量次第ということになります。
マカセルの公式サイトを見ると、マカセラーのプロフィールが詳しく書いてあるので、自分に合った条件のマカセラーを見つけてみましょう。
マカセラーのプロフィールには、PR文、居住地、実績、希望手数料、得意とするカテゴリなどが記載されています。



集荷の際の手数料も結構いいお値段なので、自分の居住地と近い人を選択するのもありですし、得意とするカテゴリを重視するのもありですし、希望手数料が低めに設定されている人を選ぶのでもいいと思います。
公式サイトには、常時、対応可能な人気のマカセラーが三名ほどピックアップされています。
出品代行サービスの【マカセル】


このほかにも、「出品のプロを探してみる」ボタンから「条件」を入れて抽出する方法もあります。












マカセルの口コミ



マカセル利用者は利用規約に則り、マカセラーを評価することになっています。
ユーザーは、商品の売買が完了した場合、当社所定の方式に従い、マカセラーを評価するものとします。商品が出品期間を超えて販売できなかった場合も同様とします。
マカセル利用規約より
実際にサービスを利用したユーザーの口コミなので、信ぴょう性がありますね。
まずは良い口コミから見てみましょう。
2020年8月13日
ありがとうございます!大変丁寧に出品していただきました。
2020年9月1日
フィギアを売ってもらったんですが、なかなか難しいようでオークションになりました。
2020年9月4日
出品ありがとうございました!初めてでしたが、マカセラーに伝えること、考えることをわかりやすく説明いただけて助かりました。
全体的に見ると高評価の口コミが多いようです。
2020年7月29日
0円は困ります。
2020年9月15日
やりとりが適当で困った。単価も安く売られてしまい結果として赤字に。
2020年9月16日
対応は誠実で丁寧でしたが、 売って頂いてもこちらの取り分は0円のものもあり捨てたようなものです。 やはり、利益がでないとお任せしている意味がありません。
低評価の口コミでは、希望していた値が付かなかったことが不満の原因になっているようです。
しかし、マカセラー側の意見を見てみると、決して手を抜いているとかではなく、誠心誠意対応している様子がうかがえます。



頑張ってもらった結果としての0円なら納得できるよね。
マカセルは安心して任せられる?



マカセルを利用する上で気になるのが、『マカセル』はあくまでもマッチングサービスであるということ。
出品歴が長いベテランもいれば、隙間時間でお小遣いを稼ぎたいという人も登録しています。
条件がマッチしていても、やり取りが雑だったり、こちらの要件をうまくくみ取ってもらえないのでは不満しか残りません。
そんなユーザー側の不安を解消するために、マカセルでは登録者に厳しい審査を設けています。
- 日本国内に在住していること
- 18歳以上
- 本人確認書類の提出
- マカセラーとしての適性があること
- 登録者名、本人確認書類名、振込口座名が同一であること
etc…
さらに、運営側で取引内のメッセージのパトロールも行っています。



第三者の目でチェックが入っているから取引きも安心ね!
万が一トラブルが発生した場合は、1,000万円を上限として保証もしてもらえます。
マカセルでは出品できない商品があります。
- コピー、偽物
- 汚れ、破損、シミ、匂いなどの酷いもの
- 医薬品、医療機器
- 使用済みの下着・水着
- 食料品
- 動物などの生き物
- チケット・金券
- 成人向け商品
- オークション等で出品が禁止されているもの
etc…
出品代行を依頼するときは上記以外のものでお願いするようにしましょう。
マカセルは日本全国に対応しているので、北海道から沖縄まで一律の料金で利用することができます。
ただし、ヤマト運輸が配達、集荷作業ができる地域に限られます。
まとめ
『マカセル』は面倒なフリマの出品代行をしてくれるサービスなので、小難しいことは一切なく、依頼者が安心して利用できるような仕組みになっています。
利用のメリットのほうがデメリットを上回る「痒い所に手が届く」サービスと言ってもいいのではないでしょうか。
ただ、ちょっと引っかかるのは「売れなかった場合着払いで返送される」の部分。
2020年10月から開始したラクマの『ラクまるっと』の場合だと、途上国支援団体への寄付が選択肢の一つとしてあるので、引っ越し片付けでできるだけ処分したい人にとっては、こっちのほうがいいような気がします。



本当に必要としている人に届くってことだものね。
とはいえ、まだまだスタートしたばかりの新しいサービス。
今後より一層、ユーザーと出品代行者が使いやすいように細かい面の改善もなされていくことでしょう。
▼公式サイトはこちら!
面倒なフリマアプリへの出品を代わりに!出品代行サービスの【マカセル】






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