ブラックフライデー開催

コミュニケーション手段はひとつじゃない!

場面緘黙症ソラくんのせかい

コアに、

「キミは本当はエゴっていうんだろ?!」

と言ったら猛攻にあってしまったソラくん。

しかも、

「転校生君が貸してくれた本に、キミみたいなやつのことが書いてあった」

と言ったことで、転校生のことも悪く言われてしまいます。

強い強~いコアを相手に返す言葉もないソラくん。

さてこのピンチをどう切り抜ける?

◎前回のお話はこちら↓↓

場面緘黙症話せない!ソラくんのせかいネガティブ思考は悪?

◎最初から読むならこちらから↓↓

話せない!ソラくんのせかい話せない!ソラくんのせかい

転校生に悩みを相談したい!

場面緘黙症ソラくんのせかい
場面緘黙症ソラくんのせかい
話せない!ソラくんのせかい
場面緘黙症ソラくんのせかい
場面緘黙症ソラくんのせかい
場面緘黙症ソラくんのせかい

コミュニケーション手段はひとつじゃない

このブログでも少し触れていますが、私は五年生の頃に自分からお手紙を渡したことで、一人の女の子と親友になりました。

その子も物静かな子だったのでお互いに積極的な行動を取ることはなく、休み時間も「個」と「個」で同じ空間にいたりしました。

ティナ
ティナ

あの子はいったいいつ声をかけてくるんだろう??

完全受け身の私が気にかけていたのと同じく、その子も私を意識しているのが分かりました。

そして運命の日。

席替えで私とその子は隣同士になりました。

どんな内容だったのかは忘れてしまったのですが、私のほうからその子にお手紙を書いて渡しました。

もうドッキドキ!

優しい子だということは分かっていたので、拒絶される心配はない…。

でも、手紙を渡したということは、その反応が返ってくるということなんだよな…

その子はその日のうちに返事をくれました。

その内容が…

もう、果てしなく遠い記憶すぎて一瞬も覚えていないです(笑)。

でも、文面に喜びの感情が躍動していたのだけは覚えています。

ティナ
ティナ

私の手紙にこんなに喜んでくれるなんて!!

それからは毎日毎日お手紙交換。

そして、卒業文集の「あなたの宝物は?」というコーナーに、その子が

「友達からもらったたくさんの手紙」

と書いていたのがなんだか、嬉しいというか照れ臭いというか…。

結局この子とは中学校三年生までずーっとお手紙交換していました。

途中、「手紙ケンカ」もありましたけどね。

でも、結果的に「手紙ケンカ」がきっかけとなって、私の長きにわたる場面緘黙人生が終わったのだから、あれはすごくありがたかったなぁ~。

ソラくんも、頑張って転校生にお手紙を渡してーー!!